洋書の探求
「競争優位」を参考に、作家として成功する方法を考えました。
第一に「コストをかける」という競争があります。
たくさん本を買う。本を読むためにどれだけ時間と体力を使うかの競争がある。
第二に「違い」という競争がある。
どれほど他人に差をつけたか。他者よりどれだけすぐれた能力をもっているかの競争がある。
第三に「技術」がある。
競争力のある技術をどれだけ持っているか。いろんな技術をもっていることが条件になる。
第四に「どの分野で競争するか」
第五に「自分の代わりがいることも織り込み済みで、どの程度代わりがいるのか」を考える。
そこでようやく「どういう作品をリリースするか」が明らかになる。
そのうえで「他の作家との技術や知識の交流・競争」が起きる。
市場が「不確実である」ことを踏まえて、弱者を攻撃し、強者から身を守る。
これが"Competitive Advantage"の全貌だ。
俺もこれを踏まえて600ページの英文を読んでみようと思っている。
Competitive Advantage 著者:Michael E. Porter |
同様に、「ハリネズミの正義」ドウォーキンのダイジェスト。
①独立すること
モラルを探求する
外部から批判される
俺のモラルの理由を主張する
自分でよく考える
②解釈
モラルに責任をもつ
みんながやっている解釈の方法
解釈について
③倫理
尊厳を知ること
自由意思と責任
③道徳
尊厳が道徳へつながる
救い
害悪
義務
④政治が生まれる
政治にともなう権利
平等
自由
民主主義
法律
これが「ハリネズミの正義」の全貌だ。
アメリカの法哲学のすべてがここにある。
Justice for Hedgehogs 著者:Ronald Dworkin |
アンナ・カレーニナの場合。
アンナは浮気をした。
批判された。
よく考えずに男と逃げた。
それが私のモラルだ。
みんなの解釈とは食い違った。
カレーニンの尊厳。
アンナの自由意思。
道徳。
救い・害悪・義務。
愛に法律などなかった。
アンナの自殺。
アンナ・カレーニナ(上) 配信元:電子書店パピレス 提供:@niftyコンテンツ |
アンナ・カレーニナ(中) 配信元:電子書店パピレス 提供:@niftyコンテンツ |
アンナ・カレーニナ(下) 配信元:電子書店パピレス 提供:@niftyコンテンツ |
「世界平和を願う人へ」
地球の裏側にいる人と「私」は「同じ価値をもつ人間」ですが「何の関わりもない」というのが現実です。「私」は関わりを持った人たちといろいろな交流をもちますが、地球の裏側にいる人がもし「間違った行い」をしたのなら指摘しなければなりません。それが「お互いの尊厳」を語り合うことなのです。世界平和を願うというよりも、「地球の裏側の人たち」とはそういう関わりをすべきだとされています。
断片的になりますが、ドウォーキンの本に書いてありました。
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