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2017年12月15日 (金)

子供の写真。

ヴィトゲンシュタインは、子供の写真を愛した。
誰が正しく、誰が間違っているのかがまだ明確ではなく、大人になって「イエス」と呼ばれる男が他の子供とどのように異なるのかにみんなが関心を寄せたからだ。
卒業写真 荒井由実。

男の名前は数多くあった。男たちもたくさんいた。
「名前」を男はどのように「女の興奮」につなげるつもりだろう?
「オバマ」「ロンドン」のような有名な名前もあれば、消え去っていく名前もある。
女たちの激突ではなく、男たちの激突を記録に残すために卒業写真は作られている。
祝福された男の「器」が女たちの胸に刻まれた。
どの女たちに?
そのために女子たちの写真も撮った。
女たちは「セックスした男」の記憶は残していたが、一方で「この男の子とはどのような関係だったのか?」も思い出せた。
「私たちは今みたいなタテ社会ではなかったよね」
何も予見できなかった私たちだけが写っていた。
その「イエスの真実」もトラクタタスという写真のルールに組み入れた。
「今の名前」と「昔の名前」のコンビネーションから女たちは「嘘」を覚えた。
さよなら ribbon.

「分からなかった」
これが女たちの答えだったからだ。
しかし、自慰の対象にしていく数が多くなることはあった。
最後には「彼はまだ勃起するのかしら?」という心境になっている。
つまり「生きているのかしら?」という意味だった。
複雑で、いろんな感情が混ざりあっていて、女たちは怒りを感じていた。
「名前」
それ以外に世の中で意味のあるものはないのね。
「あの人はいまだに毎日、新しい恋話を見つけてくるの」
しかも、奥さんを愛している。
それならば彼の名前を出して私もいい男を見つけるわ?
そのためには彼は嫌われ者でなければならなかった。
「彼からのプロポーズも断った」と女は語った。
「名前だけよ」「とにかく嫌いだったの」
哀しい方の嘘 ribbon.

ばったり出会ったらどうしよう?
「変わってないね」と言うわ。
彼の積み重ねた経歴のすべてをこの一言で表現した時のエクスタシーは女だけのものよ。
男もむしろその方が「セイシェル」と呼ばれる快感を味わった。
童心に帰ったよ。
そこにはもう様々な恋の思惑も無くなっていた。
本当に変わっていないのならば集票マシンにはならないけどね。
「女の感じ方ってご存知?」
セイシェルの夕陽 松田聖子。

「変わらないね」と言われたら、シンプルに自分のどこが変わったのかを表現すると女の快感が増す。
「医者の分からない、弁護士の分からないと身近に接していたから私の文章はただの文学だとは思われていないみたい」
ほんの一言でいいのだ。
その時に、この少年がなぜスターになったかが分かった。
同窓会でベラベラと話す奴はいじめられる。
スターは「ただいるだけ」なのだ。
みんな「卒業写真の思い出」に沈黙していたからだ。
私たちはさんざん写真を楽しんだからね。何を言われても驚かないわ。
なんでか分からないけど彼は「日本」よね。
セイシェルの夕陽を見ながら思い出したのは子供の頃のことだった。
すべての思いを込めて「変わらないね」と女は言った。

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