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2017年1月 8日 (日)

ニーチェ。

ニーチェは、1844年10月15日午前10時に生まれた。
これはペルシャの王、フリードリッヒ・ウィルヘルム4世の49回目の誕生日であり、
ニーチェは、キリスト教の永遠のために生きることを宿命づけられた。
なぜなら、彼の家族はこのことによって出世していたからだ。
彼が最初に書いた論文は詩に関するものであったし、モーツァルトの伝記作家の教授にも薫陶を受けた。
軍務で負傷したあとライプチヒの大学でリヒャルト・ワーグナーと出会っている。
ワーグナーとショーペンハウエルに熱中し、音楽を楽しんだが、ワーグナーの才能にはかなわなかった。
ワーグナーとは親しかったが激しさをともなう関係でもあり、悲劇の誕生に記してある。
ゾロアスター教の研究も行い、ゾロアスターのことを「ツァラトゥストラ」と呼んだ。
グレートタイガーとパンサーがドイツの根底にあるが若き日のドイツにはまだ現れていないと考えていたのだ。
仲間を作りたい感情や、人間、あまりにも人間すぎるなどを書いていった。
悲劇の誕生においては、高貴な単純さ、静かな優美さ、クリアーな青い空を描いた。
自己批判とは「14歳の頃を思い出す」という営みだった。
悲劇はディズニーランドのように健康的なものであったし、アポロとゼウスに世界の中心が最初から分かれていたのが時間とともにさらに細分化された現状を示していた。
世界の中心から遠い一人ぼっちの旅をショーペンハウエルは探求した。
物事も続かない、真理に対して怯える、これが人間だった。
タイムリーでもモダンでもなく、場違いな空気がそこにはあった。
こんな空気に触れた後に「続けよう」と人間は思うのだ。
It's a small world.

フランス南部の歌うたいからヒントを得て、若き日に「神は死んだ」とするものがあることを明らかにした。
この神殺しに必要なのは学問だった。
3104丁目のDanceHallに足を向けろ。

ニーチェのツァラトゥストラは、第一次世界大戦においてドイツの兵士に150万部配布された。
ユダヤキリストの世界観を示しており、旧訳聖書と新約聖書を統合するものとなった。
ツァラトゥストラは、孤独でよく物事を考え、意志が強く、英雄のような声をしていて踊った。
誇り高く、目は鷹のように鋭く、蛇のように賢かった。
その物語には、最も醜い男や大嘘つき、聖者、危険な綱渡りをする男、あり得ない男などが登場する。
超人との関わり方が最も難しかった。
健全な男とは何かを描きたかったんだよ。
善悪の彼岸においては、想像力や断言、オリジナリティにまつわる女の局部を、女の自意識や自由意志がどのようなものかという観点から「でも、もし」を含めて描いた。
搾取とは何か?支配とは何か?弱者をいじめるとは何か?これが権力への意識だとし、
永遠に輝く太陽は、危険や痛み、嘘や偽り、仮面をともなうとし、それでも空虚さがないことや、裏切られた感がないこと、満足への飽くなき探求があること、常に膨れ上がってあることなどを明らかにした。
貧しきものが高貴なものになっていくのはこれが背景にあったのだ。
要するに健康的だったんだよね。
キリスト教の歴史は、騙されることや復讐、怒り、臆病憎しみの歴史だった。
いかに罪悪感を持ってもらうかを描いた。
「神の目」は歴史を見ることでしか得られないね。
演じれば親子に引き継がれていくものなのかも探求した。
向かい風とかくれんぼ。

自信を持って欲しかったし、国を治めてもらいたかったし、ブレイクスルーを作ってもらいたかった。
良い人間と悪い人間を表現すれば最もわかりやすかった。
ワーグナーと喧嘩するためにありとあらゆる文献を読んだ。
女の美に関する論争に至った。
美しい女だけが得をすることへの批判はいい勉強になった。
まさにキリスト教の起源への挑戦だったからだ。
「なぜ俺はこんなに賢いのか?」「なぜ俺はこんなにいい本を書いたのか?」
ニーチェは自画自賛した。
美しさは病気の根源だったからだ。
「なぜ俺には運命があるのか?」
そしてニーチェはブサイクが好きになった。
安倍昭恵。

なぜ人間ってものは腐るんだろうね。
ワーグナーは、アニメのコンセプトを考えたフェリックス・メンデルスゾーンの方がひどいではないかといった。
それほどニーチェには迫力があった。
ワーグナーはやがて、孤独とは何かを作品にするようになっている。
ニーチェの真の意図を掴むためには未公開論文まで読まなければならなかった。
ワーグナー。タンホイザー序曲。



【つづく】

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