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Foreign Affairs

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2016年7月28日 (木)

モンテスキュー~王子か銀行か商社マンか。

モンテスキュー。

ボルドーの裕福な家庭に生まれ、法律を勉強した。
監獄の管理を任されたり、土地を相続し管理したりした。
彼の傑作は二つある。
「ペルシャ人からの手紙」と「法の精神」だ。 
ペルシャ人からの手紙においては、野蛮な国にとってヨーロッパはどう見えるのかを描いた。
アスベクとリカの手紙のやり取りを書いたのだ。
最初は彼らは「ヨーロッパの王は三つの中のひとつだからローマ法王の方が偉いんだろう」などと頓珍漢なことを書いていたが、
アスベクがペルシャのハーレムを離れて、妻が牢屋に入れられていた問題から、妻が牢屋で犯されて結婚生活が破滅したことなど、 
自分の論理とヨーロッパの論理が同じであることを悟っていくのだ。
リカも、恋人が孤立して自殺し、最後に自分も自殺することからヨーロッパの論理の普遍性を読者に示していった作品だった。

「法の精神」は、大著となった。
立法、司法、行政の三権分立がなければのさばって虚像を利用する人間が出てくることを記したのだ。
それを、それぞれの国の気候や土壌、職業などで様々な国の現状と重ね合わせていった。
その国のどこを見たらいいのかを明らかにしたのだ。
みんな安定した政府を望んでいた。君主制は問題が多い。それを知ったのだ。
三権では虚像は作らないようにできたが、君主だけは虚像になってしまう。
「本当に正しい法律はできるのかな?」
人々は不安になった。
人間を誤解したくなかったのだ。
法律が好きということは人間が好きという意味だったし、私的な物事を公の言葉に置き換える作業だった。
「お坊さんみたいな野郎だな」
民主主義は「オヤジが全く違う」ことと「オヤジが全く同じ」の二つから虚像が生まれていた。
オヤジが違えばみんな国に興味を失う。
国に興味がなくてもみんな真面目に語り合ったのだ。
オヤジが同じならば専制的になり、貴族と称するものが人々を押さえつけようとした。
「私、女だし」という言い分が女にはあった。
誰の言うことを聞けばいいかは明らかだったから専制的な方が勉強は簡単だった。
専制的だと家族法はやたらと安定したね。
女を奴隷としたら家がスッキリするんだ。
人間の動物的側面なのかね。
虚像が生まれないような「統治の傑作」とは窓口の職員が行うものだったのだ。
リベラルへの取り締まりも立法、司法、行政がやったが、お国柄があるね。
国によって神が違うんだよ。
リベラルが犯罪かどうかも皇帝の考え次第だった。
寒い国では全身にジュースが行き渡るファイバーが発達して血管が浮き出る。
痛みに鈍く、大胆になる。
暑い国は忍耐力があり、奴隷がいる。
豊かな土壌をした国は侵略しやすい。
アジアには地理的境界線がなかなかないね。
となりの国の金属を欲しがるだけでインフレになる。
金や銀を欲しがり、国内の産業を育てる。
しかし、君主制においては王子の財産になるだけだろう?
銀行さえあれば君主制などお構いなしに、貿易は勝ったり負けたりなんだ。 
商社マンだっているだろ。外国為替は王子が決めるものではなく、金や銀がどれだけ溶け込んでいるかで見た方がいいんだ。
税金とか金利とかローンで「溶け込み方」が変わるだろ。
でも、王子は「マスターストローク」(強烈な一撃)ぐらい覚えておけよ。 
「神聖なもの」は王子が作るんだからね。
あおぞら(DEMO) / 椎名林檎


ジョン・ロック。

国民が暴力を持っていて、社会契約があるのだから国民主権だろうとした。
王室と議会、プロテスタント、英国国教会、カトリックが対立した英国において非常に興味深い時代を生きた。
チャールズ一世が死んで、君主制も英国国教会も貴族院も無くそうという動きがあった。
クロムウェルが死んで、オレンジ公ウィリアムがカトリックやプロテスタントにも寛大になろうという名誉革命を果たした。
ロックは、クライストチャーチというオックスフォードで最も重要な大学にいた。

「人間は己を知りたいし、己の力を知りたい。そしてそれがある程度達成されたら、すべてのものに疑いの目を向ける」

バカと子供は経験だけで生きていた。
女を覚えたら考えるのをやめるよ。
そのくせ人のことを「先生」と呼びたがるんだ。

心はタブララサ(白紙)だともいった。
おちんちんと計算以外に頭は真っ白じゃないか。
「悩んだときに思い出すんだ」
女で悩み、子供で悩む。
国民主権に決まってるじゃない。
男の子は比較する兄弟がいなければ個性が分からないが、女の子は見れば分かる。
誰を真似しているのか、そして、誰かを真似している人が好きなのかの違いがある。
暑い季節に調子をあげてくる男に女は影響されるだけなのだ。
松田聖子 風立ちぬ

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