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2016年1月 9日 (土)

祈り

「神・死んだ親戚・特別な地位にあるもの」に祈っているのだ。
感謝、称賛、謝罪、許し、何かを求める。
一神教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)。

「神」とは、知ることができることは何でも知っている。
完璧な善。
その他のことは何でもできる。
外から影響を受けにくい。
変わらない。

祈る人を区別する。
「神を区別しているのか?」
神は単に「聞き」「その人に注意を払う」
神は世界で何が起きているかを知る。
それは完璧な善である。
「神を動かすつもりか?」

願いが叶えられなかったら?
明日、雨が降るように祈って雨が降った。
それでも祈りそのものは有効だったと言えない。部分的に願いを叶えたのだ。
「神を区別する」効果を持つ。

「神は変えられない」「神は外部からの影響を受けない」という二つの概念は影響を与えあっている。
「変えられないけれども外部から影響を受ける」そうでなければ「祈りは叶えられないだろう」とされる。
Bernard Herrmann - Taxi Driver (theme)

同情と許しによって他者の動きに反応するため、神は結局、変わるし、影響を受けるのだろうとされた。

そこで「神聖な」変わらないもの、影響を受けないもの、という発想が生まれた。

「問題なんて解決しないよ。神に知ってもらいたいだけだ」(トマス・アクィナス)

「神は何でも知っている」という議論がある。
将来はいろんなファクターによって成り立つワンセットのものだ。
すべてを知っているのならば、祈る人は有効に祈ることはできない。
「知っていました」というのでは祈る人はいない。
神の知識の限界というのは面白い議論だ。
オープンな有神論(人間は自由であり、真実はまだ誰も知らないし、神も知らない)という発想がある。
タクシードライバー 映画 ~浄化作戦実行シーン~ テーマ曲 (Taxi Driver)

「中くらいの知識」という見方。
すべての人、すべてのことが、ありとあらゆるシチュエーションに存在する。
神は、人間未来を知っている。
しかし、人間は自分の道を選べる。
それは、人間の問題であり、神の問題ではないのだ。
神は、その人の将来を知っていても、人間次第なのだ。
神が知っていること、それとは別のことを知らなければならなかったことを「カウンターファクチュアルパワー」という。

永遠を神は知っている。
だから、神は未来を知っているのであろう。
しかし、神は未来を決めてはいない。
永遠を目指しているのだろう。
神ならば、永遠ならば、誰とでも仲間になれるはずだ。
しかし、そうではないであろう?
男は自分が目指すし、女は他人が目指すことにしたがう。
神がこれを決めた。

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