最近のトラックバック

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

Foreign Affairs

  • CFR: フォーリンアフェアーズ英語版

« ロゴスが完成しても日本はひとつにならない | トップページ | 韓国のマリアさま~従軍慰安婦とは »

2015年12月23日 (水)

ボクシングの支配者

「パンチの隠されたコンセプト」
上半身はドアであり、そのドアを開けたり閉めたりするのが前足の「ボール」の部分だ。
ボールを回転させていることから、なぜ初心者の頃、ここが剥けるのかが分かる。
そして、パンチは、「射程」「スピード」を維持する。
ジャブも、リードフックも、上半身のドアを内側に「叩きつけて」いる。
クロスのストレートや、リアフックは、ドアを外側に叩きつけている。
リード:前の腕。
クロス、リア:後ろの腕。
ドアを叩きつけるというコンセプトが隠されているのを見てほしい。

Manny Pacquiao's Greatest Hits

ジャブは王様だ。
基本は「どういうディフェンスを相手が持っているかを見る」ことから始まる。
強いジャブはディフェンスにもなる。
相手の攻撃的なアタックを思い止まらせる。
①ステップインしながら打つジャブ。
②ステップインして打ったあと足を引くジャブ。
③ステップインしないでジャブを打ち前足を左に踏み出す(オーソドックスの場合)。
④ステップインしてジャブを打ったあと後ろ足を右側にステップして方向を変えてしまう方法。
ラリーホームズの必死のジャブ。
「タイソンのディフェンスを見る」
「距離を遠ざける」
「ステップイン」
「向きを変える」
Mike Tyson vs. Larry Holmes HIGHLIGHTS HD

「ジャブへのカウンターは三種類」
ジャブを打つときに相手がカウンターをを合わせてくるのが怖いだろう。
実は、相手はジャブか右ストレートか、左フックしか合わせられないのだ。
ジャブは右手でキャッチするし、左フックは右手で顔の横をカバーするし、実はクロスカウンターは、体を回転させて右手で押し出してしまうのだ。
これが「ジャブを打つときの恐怖」のなくしかただ。

ノックアウトはお前を有名にする。
王者になるためには必要なことだ。
しかし、大事なのはパワーではない。
距離を支配すること、正確さ、タイミング、スピードだ。
ためて打つものではない。
どこにどのように当てるかを試合中に理解していくことが大事だ。
何度も当たったパンチは何かを知るのだ。
「パンチのビート」
さまざまなパンチのリズムを身に付けるのが大事だ。
ジャブ、右ストレート、左フックなどでも、
1234
1-234
12-34
123-4
1-2-34
1-23-4
これを知るだけで「ランキングをうろつく」ことがなくなる。
「ディフェンスのコンセプト」
ボクシングは50%が、攻撃で、50%がディフェンスだ。
80/20ルール。
前の腕は80%を攻撃に使い、20%をディフェンスに使う。
後ろの腕は80%をディフェンスに使い、20%を攻撃に使う。
相手を見て、あごを下げ、口を閉じ、相手の射程に入ったら動き続ける。
動きのリズムを変える。
ロッキー・マルシアノはこれを知るだけで「グレート」と呼ばれた。
パンチをもらったと同じだけ返せばいいのではない。それ以上に返すことを心がける。
下がるとパンチを返せないだろう。
ひとつのパンチに両手でディフェンスをするとパンチが返せないだろう。
ブロッキングは顔やボディの近くで行う。相手のパンチを止めるために手を伸ばしたら自分の姿勢が崩れるだろう。
殴られても怒るなよ。ゲームだからな。
Sugar Ray Leonard vs Thomas Hearns — September 16…

人間の拳は26の骨からなり、ベアナックルの時代に、50ラウンドまで戦わせてみたところ、中指、薬指、小指の三本の指で殴ったら拳が壊れないことが分かった。
これを「表面で殴る」と言う。
拳を握ってみれば分かる。

「フェイント」
人間は、あごを殴りたいときはあごを見るし、ボディを殴りたいときはボディを見る。
殴りたいところを見るな。
相手はお前を殴りたがっている。
そいつに過ったモーションを引き起こさせるのだ。
フェイントに引っ掛からなければ相手はジャブを返してくる。
試しに腕を出してみて別の標的に当てやすくしたり、肩を回したり、膝を落としてみて相手の反応を見る。
Hozumi Hasegawa vs Jhonny Gonzalez - Spanish - Fu…:

「ドローイング」
相手に自分が望む動きをとらせる技術だ。
あごやボディを魅力的な餌に見せる。
たとえば、ジャブを二度打って、あまいガードを二度見せると、相手はあごを狙ってくる。
「三度目」にはそれをやらずに、思い通りの相手の動きにあわせる。
あごに誘っているシーンを見てほしい。
相手が何に痛みを感じているのか?などをしっかりと観察する力量が試される。
IBF 世界ミドル級戦 マイケル・ナンvsスンブ・カランベイ

「ピボット」
相手が打ってきたら、後ろ足を引いて前足を左に踏み出し、体全体の体重を代える。
この時に、右を打ったり左フックを合わせたりする。
本来、ピボットというのは、自分を軸に男性社会から女性社会へと政治の標的を変えた共産主義者が行ったものだ。
デラホーヤがこれをやっているところをスローで確認してほしい。
デラホーヤ対リベラ戦

「シフティング」
後ろ足を前にだし、パンチを合わせる。
ナジーム・ハメドが、右にスイッチして、サウスポースタイルに戻したときのジャブをシフティングと呼ぶ。
Prince Naseem Hamed Highlights (by GP)

シフティングの哲学。
左と右のシフティングは、国や男のイメージを変えてしまい、
やられる方は、女性的な痛みを感じてしまう。
シフトするだけでイメージだけでなく、様々な攻撃パターンが一気に変わるからだ。
2012年の三冠王であるベルモント・ステークスがこれを明確にした。
その人の経験や色などを見ているのだ。
これは何に見えるか?という問いかけを相手に与える。
人間はこんなことを考えているんだよ?馬に教えたんだ。
左構えで強いイメージ、右構えで弱いイメージをつけている。
黄色いユニフォームのジョン・ベラスケスがユニオンダッグに対して行っているのを見てほしい。
シフティングでは、本来の利き腕の広さと、そうではない腕の狭さも表現できる。
Union Rags - 2012 Belmont Stakes (G1)
今までの対戦相手の攻撃パターン(クオリア)すらちらつかせた。
内山高志vsジェスレル・コラレス衝撃2RKO負け

「ロープとの向き合いかた」
ロープアドープしてはならない。
コーナーは檻だ。
相手の胸に頭をつけたり、ピボットを使ったりして抜け出さなければならない。
最悪な事例。
Acelino "Popó" Freitas X Anatoly Alexandrov

「クリンチワーク」
クリンチは観客からブーイングも浴びるし、勝利をもたらさない。
私も見ていて退屈だ。
しかし、ブロッキングなどの技術の四倍はエネルギーを使うのだ。
まず「平泳ぎ」をイメージして相手の懐に入り、かんぬき状に曲げた腕で相手の腕を抱え込み、
思いきり相手に体重をかける。
クリンチから抜けるためには、手のひらを使ったり、ジャブを相手の胸に押し付けて脱げ出さなければならないが、レナードはハグラーにこれを非常に有効に使った。
映像1
映像2

「ディフェンス」
ダッキングとは、45度前に屈みこむ技であり攻撃する姿勢を失うものだ。
アウトサイドスリップ、インサイドスリップ、体重を70%後ろに乗せる技術、
他にも、ショルダーブロックや、キャッチや、はらう技術がある。
ウィテカは、ダッキングから入り、アウトサイドスリップ、インサイドスリップなどを多用しているシーンを見せるが、
攻撃する姿勢を失っていることを忘れてはならない。
ウィテカのディフェンス

ジャブで初めて「前足のステップイン」を同時に行ったのはジャック・デンプシーである(リードジョルト)。
さらに、ジャブをフェンシングのように打つ「ラングジャブ」というものも見つかった。
Jack Dempsey vs Luis Angel Firpo (Sept 1923)
ノーモーションで標的にまっすぐ打つ「スピードジャブ」というものもあるし、肩を回転させて右手であごをカバーし、カウンターを防ぐ「ピボットジャブ」もある。
全体重をジャブにのせて前屈みになってしまう「ポストジャブ」というものもある。
「ローガードジャブ」とは、肝臓のあたりを左腕で覆ってしまうもので、お勧めはできないが、変則スタイルをとりたいときにやるものだ。
「スウェイジャブ」は、ベルトラインに左腕に構えるし、「ロージャブ」は、腕を振りながらボディへのカウンターを封じることができる。

「カウンターはどこであうか?」
コンビネーションは「アップダウン」と「ヴァイシヴァーサ(逆さま)」を組み合わせるが、
ビートパンチという「狙いのパンチ」を混ぜる。
コンビネーションの終わりは前の腕であることが好ましいし、その間に相手が打ってくるために、カウンターが合うものだ。
ノックアウト集
シュガーレイ・ロビンソンは、コンビネーションに関して、「俺のパンチは本当に弱いんだ。これが痛いなんて信じられないだろ」とその有効性を語った。
「3発目が欲しい」というが、これは「パンチが8発飛び交う」ということを覚悟しなければならないのだ。

ステップアンドドラッグは、進行方向に踏み出して引き付けるというものだが、
このステップに「45度」という発想が導入された。
リゴンドーの足

上体の動きは、頭の大きさひとつ分を動かす。
前後に動かすのをロングリズムといい、モハメド・アリが使った。
左右に頭の大きさひとつ分を動かすのをショートリズムと呼び、ジョージ・フレージャーが使った。
ボッビング&ウィーブは、一本のラインをくぐるものだとイメージしたらいい。

「ハメド攻略法」
プリンスは、観客にビールを投げられ「何かを舐めた」と言っている。
彼には兄がいてプリンスは酒が飲めない。
この時点で意識レベルが7分の3低下したのだ。
さらに、バレラ陣営はロープにワセリンを塗っていた。
リングインのパフォーマンスを妨げた。
Marco Antonio Barrera vs Prince Naseem Hamed

« ロゴスが完成しても日本はひとつにならない | トップページ | 韓国のマリアさま~従軍慰安婦とは »

スタンフォード哲学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ボクシングの支配者:

« ロゴスが完成しても日本はひとつにならない | トップページ | 韓国のマリアさま~従軍慰安婦とは »