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2015年11月18日 (水)

暗殺~テロリズム

テロリズムとは「罪のないものへの暴力」だと位置付けられる。
暴力と、それに似た者だが、暴力は盲目的でサディスティックなものだ。
しかし、一定のものに共感してもらいたいから行う。
特定の者に「とるべき道」を変えてもらいたいのだ。
敵のモノポリー(独占)による抑圧との戦いだ。
なにかを目指して行うという定義はなされておらず、「戦っていないものへの暴力」であるともされる。
目的がある暴力は「狭い定義」であるとされ、目的のない暴力の方がより多くのテロリズムを含めることができる「広い定義」である。
目的のない暴力はジャコバンが用いたし、目的のある暴力はロシア革命で用いられた。
暗殺される者は、暴力の理由と関係があるという意味では特別な考慮が必要だ。
抑圧が原因だといっていい。
公正ではない抑圧は、「男の指標」に関わる問題となる。
抑圧への戦い以外の暴力は全く戦う理由がない。
庶民が政治コミュニティーの暗殺の報道に怒るのは当然だ。
暴力と、その真似事という区別もできる。何かを強要するときに暴力の真似事をするのだ。
教授が不可能な課題を教え子に課すことをクラスルームテロリズムという。
もし、西洋社会の政治家が強権的であるのならばテロリズムの対象になることを覚悟しなければならないとも言われる。

植民地支配からの自由など、政治コミュニティーを喜ばせるものがある。
政治家に罪があろうとなかろうと関係ない。
革命的行動のきっかけとして用いられることがある。
テロリストは標的を人間として扱っている。そうであるからこそ有効なのだ。 
後先考えずにやるテロリズムは、その場の議論に勝ちたいという思惑から行われる。人権を無視すると周辺諸国が敵にまわる。人々は人間への尊敬を見失う。
1942年に、ナチスドイツはイギリスに勝つと思われていた。 
だから60万人殺した。
しかし、ナチスの劣勢を悟った1943年にテロリズムは沈静化した。
イギリスは「絶滅へのトップレベルの緊急性」を持ったため、「子供たち」について振り返った。
イギリスは、「祖先から受け継いだものは何か」も考えた。  
ナチスドイツはこの時点で「政治的自由とはなんなのだろうか?」という問題でトラブルに陥った。
人を殺す理由が見当たらなくなってしまったのだ。
ナチスドイツは「エスニッククレンジング」という女のような発想を取り始めた。
しかし、ナチスドイツはすべてがむなしかった。
他に選択肢はなかった。しかし、得るものはあまりにも偉大だ、という考えに至っていた。
ひたすらユダヤを殺し続けたのだ。
それ以外に「強さ」を失っていたのだ。
非戦闘員を殺したのはナチスの重大な過ちであった。
自由と安全を人々が求めていたため、民衆の支持を失った。
イギリスの「子供」そして「祖先から受け継いだものとはなにか」というトップレベルの緊急性の前には、ナチスが標榜した「支持基盤拡大の研究」のすべてが崩壊した。
支持基盤回復のためには「殺すのをやめる」しか方法はなくなっていたのだ。
ナチスドイツは、殺しが時に有効であることを宣伝するしかなくなっていた。
民衆に罪がなかったとは誰も言わない。
しかし、支持を失ったらなにも乗り越えられない。
もはや自分達の墓場が近づいてきたのだ。
殺しがやめられずに民衆の支持を失ったナチスドイツの悲劇だった。
ダウンタウンなう 2015.10.16 「本音でハシゴ酒@朝青龍があの事件を!-&ジュニアが結婚生…:

テロリズムは確かに世界に報じられる。
しかし、得るものはなにもない。
19世紀にエミール・ヘンリーがオフィスに爆弾を仕掛けてテロを起こした。
彼は「ブルジョアを殺しただけだ」と言った。
人生も知らねえブルジョアたちだ、と。
なぜそのようなことをしたのかは政治コミュニティーに説明しなければならないだろうが、忘れ去られていくだけだ。
アメリカ人は税金をアメリカ政府に納め、それによって作られた武器によってパレスチナ人が殺されている。
アメリカは、モスリム殺しを容認していることになる。
これは、アメリカ人が「殺されてもいい」という意思表示を税金を払うことにって行われていることを意味する。
小錦vs隆の里 (昭和59年九月場所)

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