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2015年8月15日 (土)

ボクシングは科学だ

左フックをテンプルに当てたら肺がんに、
右フックをテンプルに当てたら失語症に、
おでこにパンチを当てたら大言壮語を言うようになる。
名護明彦の右フック、吉野弘之の左フックを喰らった人の追跡調査をしてみたらどうでしょう?
セカンドインパクトが病気を引き起こす。

子供の頃、左利きを矯正するためにチョッピングライト(素人さんの右)を喰らって言葉を失った人を大勢見ました。
あいうえおの文字を示して発音する訓練をさせるしかないんでしょうね。

ボクサーも普段は足にフィットするズボンをはいた方がいいね。
足の長い男は足にフィットするズボンにトラウマがなく糖尿病にならない。
膝の関節にガタが来たらミネラルウォーターを一日に三本飲めばいい。
そうすれば引退しても病気知らずですね。

デュアリズムというのが深くてね。
アメリカにはデュアリストと名乗る人がいる。
面と向かって勝負する人。
相手に二つの選択肢を与えて動けなくする人。
にっちもさっちもいかなくなったら寝てしまい体から心へいろんな情報を吸い上げる人。
まあ、もっと研究しておきます。

アメリカの映像で、コーナーがどんなインストラクションを出していたかなども集められます。 

場内にラジオを持ち込んで両陣営のインストラクションが聞ける時代になればいいですね。

タイソン対ホリフィールド第一戦
陣営の指示。
1ラウンド終了後:ホリフィールド陣営「ジャブをフェイントにして右を打て」(タイソンの圧力を止めろ)。
2ラウンド終了後:タイソン陣営「ホリフィールドのコンビネーションを突破しろ」
3ラウンド終了後:タイソン陣営「ホリフィールドはカウンターボクサーだ」
ホリフィールド陣営「お前は男だ」
4ラウンド終了後:タイソン陣営「パツンとパンチを打て」(手数が減ったぞ)
5ラウンド終了後:ホリフィールド陣営「ジャブがすべてだ、2発3発言」(基本にもどれ)

タイソンが第六ラウンドにダウン。実況は「バランスショット」と指摘。

6ラウンド終了後:タイソン陣営カットを押さえながら「お前は戦わなければならない」
7ラウンド終了後:タイソン陣営「止まるな!打ち返せ!」

Mike Tyson vs Evander Holyfield 1 1996

ホリフィールド対レノックス・ルイス第二戦。
ホリフィールドは、第一戦と打って変わって歌を歌わずに登場。
戦術は限られていた。
ルイスのビデオを研究し、ルイスがジャブを二連発撃ったあとに隙ができることを知り、ジャブ二連発のあとに右を合わせることしか作戦はなかったのだ。
ルイス陣営は、練習してきたことをすべてやれとの指示。
ホリフィールド陣営の指示はやがて、右を小さく、グローブをもっとルイスに近づけろと変化していく。
一方、ルイス陣営は、左フックを使え、右アッパーを使え、とどんどん指示が豊富になっていく。
第六ラウンド終了時に、ホリフィールド陣営が、珍しい指示を出す。
「グローブをルイスに近づけてロールアウトしろ」というものだ。
実際に、ホリフィールドはワンテンポ遅らせて右フックをルイスに叩き込んでいる。
ロールアウトとはどういうものか、一度映像を見てみてほしい。

Evander Holyfield vs. Lennox Lewis II

パッキャオ対モラレス第一戦
顔で男を育てるかどうか選んでいる。顔が左右対称。 
子供の頃、虐待されたら肛門が性感帯になるホモになり、ハンターになる。
モラレスのゆったりと動く仕草は彼がハンターであることを意味している。
パッキャオはノンケだ。
第一ラウンド終了後。
モラレス陣営:アッパーを使え。リングの真ん中にとどまるな。
第二ラウンド終了後。
パッキャオ陣営:スピードを使え。
第三ラウンド終了後。
モラレス陣営:何がしたい?すべてうまくいっている。
パッキャオ陣営:コンビネーションを使え。
第四ラウンド終了後。
モラレス陣営:頭突きを使ってもいい。

Morales vs Pacquiao 1 Full fight HD

リングジェネラルシップは、森田健さんも「リング上でのマナーである」と誤解されていましたが、
アメリカにおいては「ボクサーが持っている有効な主観的戦術」を意味します。
ボクサーが「打つ手なし」となったらリングジェネラルシップを失います。
高橋ナオトは、マーク堀越戦で、右フックの感触だけがリングジェネラルシップ(有効な主観的戦術)として残り、逆転KOにつなげています。
どちらの選手がどのような有効な主観的戦術をもち、陣営がどのようなインストラクションを出したかを研究してみると面白いですよ。

サイコロジックウォーフェア(心理学的戦い)というのがある。
ボクサーは対戦相手の過去の映像を全部見ているため、相手の昔の衝撃的シーンとも向き合わなければならない。
時には、相手が前後左右に動くだけで動きが止められてしまう。

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