最近のトラックバック

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

Foreign Affairs

  • CFR: フォーリンアフェアーズ英語版

« ストーカーは何を考えているか? | トップページ | 割り箸占い »

2015年4月19日 (日)

ダンテと大日本帝国の侵略

嘆きの町を通りがかった時、あなたは永遠の痛みを味わう。
そこに正義はない。
権力だ。
最高の叡知、深い愛。
なにも生み出さず、なにも救わず。
永遠、永遠だけを俺は耐えた。
「この門をくぐるものは希望を捨てよ」
「先生、意味がわかりません」
「お前がここを去らないようにするためだ。俺はお前の魂をみる。みじめさの中で知恵はなくなる」
そして俺はこの門をくぐった。
星の見えないその町にはいろんな言語が入り乱れていた。
汚い言葉もあった。
なんだ、この呻き声は?
そこには称賛も批判もなく、病気だけがあった。
天使はいたが、抵抗はむなしく、そこは神にとって真実でなく、俺たちにも真実ではなかった。
ただ、天国によって四方を囲まれ、生きているところでは贅沢も深みもなく、地獄だった。
他者の栄光は空しく天に昇った。
なぜ嘆く?
彼らの栄光は嫉妬に満ち、希望もなく、盲目な人生だけが待っている。
俺たちはただ通りすぎればいいだけだ。決して語ってはならない。
俺はただ旗がはためくのを見た。
それはとどまることなく、多くの人の無駄な死を思うと、俺の心は魂にみなぎった。
時には人の死を見た。
命は影に覆われ、恐怖の表情を浮かべた。
神は彼の部族が嫌いだったし、彼らの敵も憎んでいた。
死体はハゲ鷹につつかれ、涙の血が流れた。
やがて蛆に覆われた。
「先生、ここに救いはあるのでしょうか」
やがて我々の地はアケロンによる侵略を受けるだろう。

アケロンの歌。
【MV】恋するフォーチュンクッキー / AKB48[公式]

アリストテレスはレスボスで女の政治を学び、アレキサンダー大王の先生になっている。
ペルシャの征服に参加し、アレキサンダーの死後、マケドニアコネクションを活用し、政治学を完成させた。
魂よりサイエンスをという立場をとり、物理学・形而上学・政治学を対象にした。
市民の幸福・高貴な行動を探求した。
市民の幸福には価値があるが、国家の利益は神聖で高貴だった。
軍事・家族の統治・レトリックを研究した。
たとえば、軍事における家族の幸福とは「隣のお兄さん死なないかな、死んだあとセックスしたいな」
という女性の発想が戦争を誘発し、
隣のお兄さんは戦場に行くというカサブランカを経験する。これは高貴な行動だ。
背景には倫理学(楽しいことの探求)がある。
男が死ねるとき「拳銃~カサブランカ」
イリザは、リックと愛し合っていた。
リックはカサブランカからポルトガル、そしてアメリカへと渡る通行証発行権限を持っていた。
イリザは、リックに後ろから拳銃を向ける。
ビクターと共にアメリカに渡るためにリックと付き合っていたのだ。
リックは本気でイリザを愛していたし、職務に熱心だった。
「撃てよ、俺のために」
これが美しい女性イリザとリックとの間にある「拳銃」の存在だ。
カサブランカ・最後の場面/ Casablanca Final
統治者は憲法に定義されている。
憲法を最初に作った者は偉大であるし、法と政治を形成する。
国家は「善」を目的としているし、法と政治は人間と領土を治める。
人間は男女がお互いに影響を与えあっており、縄張りが生じる。
日本国の市民と国家の関係は今となっては各自が国家の知のイメージを形成しやすくなっている。
子供は未成熟なために大人の監視が必要だし、女性はよく考えているが権威がないため男性の監視が必要だ。
男は「本質に反していなければ」統治者にふさわしい。
このような地道な政治学の構築がアレキサンダー大王のペルシャ侵略につながったのだ。
明るい魂を必要としている国が侵略を受け入れるのだ。
正義とは法則に満ちていることだ。
男女の法則は今までに明らかにしてきたが、男女共通のアドバンテージや幸福が大事だし。何が正しいのか、何が間違っているのかを明らかにすることが重要だ。
各人な財産を守ることが必要だし、いい教育も必要だ。
法則に満ちているとは男女や人間同士の平等であるし、それらが公正であることだ。
奴隷は侵略によって生み出される(一向一揆や日露戦争など)が、高貴な人生を望んでいる。
しかし、主人が必要なのだ。
中産階級は、混乱のなかに法則をもたらす力にしたがいやすい。
富めるものによる統治を寡頭政治というし、貧しいものによる政治を民主政治と呼ぶが、中産階級による政治がいちばん安定しており、
貧しいものの中からまともな奴を選んで法則や知恵により治める法の支配は最も優れた方法だといっていい。
憲法は作るのにエネルギーが必要であるが、運用は政治家に任されている。
体制を守るためには憲法が必要である。行きすぎたユートピアを目指してはいけないし、義務を免れようとしてもいけない。
アリストテレスの政治哲学は現代の国民国家には直ちには適用できないが、奴隷の存在や従属した女性などさまざまな問題を解決する切れ味はいまだに持っている。

« ストーカーは何を考えているか? | トップページ | 割り箸占い »

スタンフォード哲学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ダンテと大日本帝国の侵略:

« ストーカーは何を考えているか? | トップページ | 割り箸占い »