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2014年8月31日 (日)

群れの主とは何か~人間行動学

コンラート・ローレンツによると、人間の群れのなかで「暴力をうまく表現する男」が群れの主だ。R&Tという識別法らしい。
Rough and Tumble の略。
これらの人間行動学の研究のおかげで、ローレンツは、ソビエトの捕虜になっても「先生」と呼ばれていたそうだ。
コンラート・ローレンツは、人間の群れのなかでどのようにボスが決まるのかを動物を眺めて探求した。
しかし、父親が、それでは食べていけないではないか、というので医者になっている。
コンラート・ローレンツは、人間のいろんな感情を研究したが、昆虫を見て、楽して子孫を残したがっている、
ということがすべての発信源であることに気がついた。
我々の感情は、痛みと快楽、空腹、喉の乾き、味とにおい、むかつく、疲れた、眠い、性欲、孤独と愛情、興味と退屈、美への興味、サウンドとユーモア、恥と誇り、怒り、恐怖、からなる。
これらの分析と、プレイファイティング(ケンカごっこ)、リアルファイティングから、人間行動学はなる。
プレイファイティングとリアルファイティングの違いは、当事者が真剣な表情をしているか、
周囲を人が取り囲んだか、などで遊びかどうか区別する。
プレイからリアルに発展するときは、強くやり過ぎたなどの「騙し討ち」が存在する。騙し討ちさえしなければゲームとして威嚇しあうだけだ。
これらの威嚇行為を通じて、子供は、社会の繋がりとは何か、社会人としてのスキル、体を鍛える、支配とは何か、を学習する。
AKB48 マジスカロックンロール
威嚇行為を経験してもビビることはない。
多くは親しい友人同士で行われていることから、関係に定義を求めてきていることがある。
俺は誰よりも威嚇行為の対象となったのが不思議だったが、話しかけることで問題が解決している。
タイミングをみて声を出してみるのが大事だ。
複雑に動くコミュニケーションに言葉を投げ込むことを「トーキングスティック」と呼ぶ。
群れで生き残っていくためには、案外「声質」というのが重要だ。
野太い声をブルースロートといい、高い声をオレンジスロートという。
群れでは圧倒的にブルースロートの方が有利だ。
俺が群れのボスに向いていない理由もここにある。
群れというのは、4人組で1人が話すと3人が聞くというパターンが多い。
この場合は距離は一メートル、声の大きさは35デシベル程だ。
これが、10人を越えると距離は60センチになり、20人を越えると距離は45センチになり音は45デシベルになる。
霊長類は群れが大きくなるほど脳が体に占める割合が大きくなり、特に人間は話す生き物だ。
日常の出来事から、社会、政治に至るまで。
日常の出来事を話す時間は全体の三分の二だともいわれる。
この会話の中で笑いが起きるとコミュニケーションはよりダイナミックなものになる。
囚人のジレンマというゲームはいろんな発想を提供してくれる。
ゲームが均衡を保っていれば戦場から逃げ出す兵士はいないということもわかったし、
同じゲームを繰り返すのならば、逃げ出したという前歴を嫌うということもわかった。
とにかく、群れのボスになるためには「逃げない」ということがどれほど重要かを知らないといけない。
コミュニケーションにおいては、55%が外見や目に見えるもので行われ、38%が声によって行われ、話の内容は実に7%に過ぎない。
女性が髪をかきあげるしぐさも、無関心を示すこともあれば、興味を意味することもある。
簡単な意思疏通ならともかく、高度な意思疏通においては、言葉以外の要素が非常に重要だ。
女性は理解できないと笑って形式上のコミュニケーションに持っていく。
子供が泣くというのも助けを求めているからだが、助ける側が高度なコミュニケーションを求められるので、泣く頻度で関わるかどうか周囲は考える。
女性が笑うというのは男性にとっては、ただの笑顔ではない。
しかし、女性は興味のない男には60%ポジティブ、40%ネガティブな表情を送る。
冷たくされてもめげることはない。
女が男に応じて作る表情は51種類の動機が混在し、解読が困難だ。
社交ダンスでも、男が前に出て下がることから始まり、女の対処法は実に8000種類もあるとされる。
女の表情は、肉食動物のような男への対処法は明確かもしれないが、それ以外の表情を解読するのは困難だ。
素早く顔を向けて睨み、ゆっくり顔を戻すのが恐怖を意味するのはわかるが、それ以上の探求はVTRを使うしかない。
眉が急に持ち上がり、その状態が笑顔にかわり、眉がもとに戻っても笑顔が維持される。
あるいは、眉がゆっくり上がって、その状態が維持されてゆっくり戻るときは笑顔ではない、などのコンピューターでの分析は可能だった。
また、グレースケールの写真で、白が0で、黒が255とおいて連続写真を撮り、どれだけ感情が「破裂」したか? などは分かるようだ。
初対面の男女を録画して会話を分析したところ、女性が男性を大いに気に入った時に、体を動かすことがわかった。
小さくゆっくりと動いていたのだ。
人間行動学は、その後「双子の研究」に入った。
一卵性の双子だとつく職業まで似ているが、二卵性だとほぼ関係ない。
環境が人間に与える影響の調査だ。
同じ環境で育つ二人の子供から学ぶものは多い。
双子のIQ の研究や、親の離婚などのストレスへの強さなどを調べ、結局、何を学ぶか? どのような環境を自分の周りに築くかは、案外、遺伝に左右されないオープンなものだ、
とされている。
次の「ホルモンの研究」が興味深い。
アリストテレスは、「味と去勢」という両極端なものから人間の行動を分析したが、ホルモンの研究はそれに連なるものだ。
美味しいものを食べたり、去勢されたりすると人間は攻撃的でなくなる、というアリストテレスの指摘から、複雑な「ホルモンの研究」が生まれたのだ。
複雑すぎて俺には理解不能な世界だ。
女性が7~9日の間に複数の男とセックスをすると「精子の戦争」が起きて子供ができやすい。
英国の研究では、4%の子供がこれによって出来た子で、父親が明確ではないとされている。
卵子に精子が入ると、卵子は2~21日間、「より良い精子」を待つとされる。
これが、精子の戦争だ。
精子の戦争がペニスの大きさと関係があるのは事実だ。ペニスが大きいほどこの競争に参加しやすいというデータがある。
また、10代でカマを掘られる男子は8%いて、しかし、80%の男が異性とのセックスのみで人生を終える。
両刀使いの男は6%いるとされるが、精子の数が少なくなることが報告されている。
むしろ、精子の数が少ないことへのトラウマが両刀使いだともいわれる。
ペニスの大きさとともに、シンメトリー(左右対称)の男も、精子の戦争に参加しやすい。
左右対称の男は、より強く、より速く、より健康的だ、と女性が考えるからだ。
男は、女性はすでに他の男の精子を持っている、と考えてセックスすることから、マスターベーションの時よりもセックスしたときの方が精子の数が多い。
次のテーマは「父であること」だ。
精子の戦争でわかるように、遺伝と父であることは必ずしも同じではない。
問題は、一緒に遊び、導き、教え、励ますことに父の本質があるということだ。

俺は、確かに皇室に遺伝子は残した。
しかし、それは快楽と痛みによってもたらされた命ではなく、精子の競争も、自然のものとはことなる形をとった。
子供と遊び、導き、教え、励ましたこともない。
子供はおそらく俺ほどタフではないだろう。
命をもてあそんだ天皇皇后に天罰が下ることを確信している。
俺は俺の命を全うしたい。

その人が落ち込んでいるかどうかのもっとも簡単な見分け方は、歩く速度を見ることだ。
鬱病になる前の30週間を見てみると、表情に怒りや悲しみしか出なくなるのが6週目ぐらいで、30週目には、怒りや拒絶、悲しみしか出なくなる。
ロマンティックラブには負の側面があり、気分が落ち込むことがある。
子供の鬱病の兆候は、胴体と頭の動きの矢印がずれていることからわかる。
俺も懐かしいのだが、胴体と頭の動きの矢印がずれているということをガキの頃揶揄されたのを覚えている。
アカシジアという症状らしい。
女性の美しさというのは、大きな目、唇、小さな鼻という共通点はあるが、全体の印象で決まるもので、コンピューターでも分析はできない。
お尻とウエストの比率が魅力だという見方もある。
女性が、肩をシャンとして胸を張る仕草も、社交ダンスではセックスアピールだとされる。

人間行動学はこれで終わり。
あとは、デイケアでの実践があるかもしれん。

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