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2012年6月18日 (月)

時間と宗教~天皇がローマ教皇より上位に来る理由

宗教で重要なのは「時間の使い方」なんですよ。
将来の運命を予測するのもまさに宗教の核心を形成するし、過去の我々には経験できない時間を「俺のものだ」と独占しているのが天皇家なんです。
宗教と時間というのは密接にかかわっているんです。
プラトンやニュートンが「時間への尊敬の絶対性」という考えをもっていたようだ。
天皇家のイデオロギーはプラトンやニュートンを基盤にしていて、それに対抗する宗教は「将来」を標的にするしかなかったのです。

「時間を止める」ということを考えてみよう。
「ゾーンA」「ゾーンB」「ゾーンC]というように、時間を止める空間が異なっていなければ「スタープラチナ」は成立しない。
相手が止まっていてこちらだけ動いているというのは「ゾーン」が異なるからだ。これを「ローカルフリーズ」と呼ぼう。
もし、すべてのゾーンが一斉に止まるのならば「空虚な時間のパーティー」に祝福されるだけだとされていて、時間を止めることに意味がなくなるのだ。
これがスタープラチナという技術だ。

時間というものを位相幾何学で考えると「一本のライン」であることは明らかであるが、一本のラインのタイムストリームがあると考えると、出来事との関係が説明できるし、「始まりはいつだったのだろう」という疑問もわいてくる。
さらには、ラインをゆがめてタイムスリップするという発想も生まれる。
すべて、時間を幾何学的に一本のラインであると考えるから生まれる発想だ。
しかし、タイムスリップというのは「自然法則に反するだろう」というのがスタンフォードの見解のようだ。

一方で、「時間というのは一時的な秩序に過ぎないのではないか」という強烈な主張がある。
人間はそれぞれの物語をもっており、「Aシリーズ」」「Bシリーズ」というような物語に時間が関わっている。
そのようなシリーズに、比較可能な共通項として時間が秩序として存在するとしたのだ。
これはかなり有力な主張だった。

「Aシリーズ」には「A神学」が生まれる。これと「Bシリーズ」「B神学」はどう関わるのかが問題だ。
「伊豆の踊子」の学生さんと踊り子は俳優と女優がのちに「シリーズ」「神学」を作ることになるが、それらのシリーズを作った人たちも実はセックスをしているのが現実だ。
異なるシリーズ、異なる神学を持った人間が絶対的な時間の同時性を持つのが「共演」であり「首脳会談」である。神学を持った人間と話すということは絶対的な時間の同時性を持つことなのだ。
また、異なる「シリーズ」では時間の進み方の速さの感覚も異なるとされる。
A神学とB神学とでは「時間を止めるか止めないか」という観点から時間を空間に含めてしまうかどうかという発想の違いも存在する。
我々は「ルター」や「ソクラテス」の名前は知っているけど、今存在する日本人全員の名前を知っているわけではない。
現在あるものと、我々の認識の誤りの中に「永遠」というものがあるのだ。
「ソクラテス」と「紀元3000年」を見れるのは日本では「天皇」だけなのだ。これがローマ教皇よりも天皇を上位にする理由だ。

「タイムトラベル」に関してはスタンフォードは「おじいさん殺し」に注目している。
「おじいさんを殺すためのあらゆる手段を失って過去に戻るのか」
「おじいさんを殺すための拳銃も持って行けるけど何らかの自分の存在を保証する説明が必要なのか」
「そもそもタイムトラベルは不可能なのか」
この三つの観点に答えなければタイムトラベルの議論は成立しないとスタンフォードは見ているようだ。

結局、3次元(3Dビュー)と4次元(4Dビュー)というのは物の見方なんだよね。
空間と時間を感じるのは同じだけど、それを「同じ空間」と考えるのが3Dビューで、「違う空間」と考えるのが4Dビューなんだよ。
ひきこもりでも、ムチャクチャ勉強して学習すれば、3Dビューで同じ空間で見るよりも、4Dビューでその成長ぶりを眺めたほうがいいことがある。
時間と空間という発想から、「時間が違えばその空間も違う」という発想をとるのが4Dビューなんだよ。
その方が物事の見方がうまく行くという概念なんだよ。
「ソクラテス」と「紀元3000年」を見ろ。という言葉がある。
この「現在はない二つの要素」を頭に描くだけで、いろんな世界観が描ける。

【完】

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