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2012年3月12日 (月)

アインシュタインの哲学

ロンドンで王室アカデミーが開催されたのだが、日食のときに「光の屈折」が観測されたことから、今までの数学・物理学学会はアインシュタインを尊敬せざるを得なかったのだ。そこで、アインシュタインは「慣性の相対化」という理論を公表したのだ(一般相対性理論)。
「異なるものは異なるステージにある」というアインシュタインの理論は哲学の世界にも波及するのは当然だったのだ。ラッセルなどは「それは哲学の世界ではすでに常識である」としたが、当たり前のことを物理学の世界でも「当たり前」としたとしてアインシュタインの業績は当時、位置づけられたのだ。「慣性の相対化」でいいのだ。
特殊相対論ではアインシュタインは「遠く離れた場所にあるもの同士の同時性」という理論を打ち立てているのだ。分かりやすく言うとそういうことなのだ。
遠く離れたものだって「同時に起きている」という発想はアインシュタインが子供の頃に本で読んだようだ。これが「遠すぎたら」どうなるだろうか。ここに「光」「光速」を関与させることができる。アインシュタインの物理学はそのようにできたのだ。
結局「慣性の相対化」にせよ「遠く離れた場所にある者同士の同時性」にせよ、「時間と空間はそれぞれのものが自由に使える」ということを意味する。
一般相対論にせよ特殊相対論にせよ、哲学的には「時間と空間」の多様性を論じたものだったのだ。
「時間と空間はそれぞれのものが自由に使える」という発想は、宇宙にまで広がった。無重力状態というのは「非物理学的空間」とも呼ばれたが、その空間も「自由に使おう」という発想になる。これが「アインシュタインがいなければ宇宙ロケットは飛ばなかった」という意味である。
アインシュタインの理論に反応したのが、ドイツのワイマール期から第三帝国期にかけてのドイツのカント派であった。
彼らは「形而上学的」「直観的」に一般相対論の「慣性の相対化」を議論した。止まっているものと動いているものの「感じ方」を研究したのだ。
ニュートン物理学の「絶対性」においては「謎の絶対性」とされていた「重力」「光速」を利用して広大な宇宙の尺度としたことは業績として挙げてもよいだろう。時間を「直感で感じるもの」とするか「絶対的に存在するもの」とするかの議論は生じたが、アインシュタインの理論を発展させたのはドイツのカント派であり、「ローレンツ力」という概念を生み出したのは特筆すべきである。
結局、ユークリッド幾何学もニュートン物理学も三次元世界において一定の承認は得たが、アインシュタインの観念的な宇宙観がなければその後の理論の土台はできなかったのだ。

量子論と重力
粒子の重力というのは、あくまでも「小さな粒子に重力があったほうが物事の説明がつく」という理論なんですよ。実際にそんな小さなものの重さなんて測定する機械はないですからね。それが理論の世界だと思うね。
M.C.エッシャーが「上昇と下降」という本によって、小さなものの探求と、それを大きくした場合のメカニズムの整合性が取れる理論の構築をしたため、粒子の研究というのが確立しています。
これはおそらく大学受験の「化学」の基盤にすらなっていると思うね。結局、化学だって、実験を繰り返して「粒子」の仕組みを図解しているだけだろ。大学受験のテキストは非常によくできていると思うね。
ニュートン物理学は「地上」を語り、一般相対論は「宇宙」を語り、素粒子物理学は「ミクロ」を語っているわけですよ。それぞれが役割があって、どれも重要性は変わらないのです。
「クウォンタムセオリー」は以下「量子論」と用語を統一したい。
「量子論」の対抗馬は「ひも理論」と言って、素粒子がひも状にできていると説明する理論です。いまのところ「量子論」が強いですが、将来、「ひも理論」がすべての概念を覆すことも理論である以上あるわけですよ。どちらが「現実世界」をよく説明できるかという話です。
結局、いずれの理論も「電磁力」「力」「原子間に働く力」という三つのメカニズムを説明しなければならない。アインシュタインの相対論は「すべて同じメカニズム」で説明したが、いずれにせよ「量子論」は「重力をどう説明するか」というテーマと出会っています。
アインシュタインは「E=mc^2」という式で、「重さと力が等しい」ことを表現したのです。真実を表現したのではなく、「重さと力が等しい」ということを表現しました。
問題は、物理学の世界には「速さ」などの他の要素があることなのです。


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