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Foreign Affairs

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2011年10月

2011年10月26日 (水)

洋書の研究「テトラビブロス」トレミー

CoCo~これから…
トレミーの「テトラビブロス」
世界の出来事というのは不確実であり、人間は盲目の中にあると言っていい。それは神が作り出すものであり、天体もそのような意味で神が作ったものだ。天体と人間の営みというのは、たとえば、太陽が地球を照らすだけでも人体への影響は明らかだし、洗濯物だって乾く。太陽は強烈な影響を地球に与えるのだ。月というのもたとえば、月に照らされたら女性に優しい気持ちになるとかいろんな効果がある。そういう意味で、盲目の中に生きている我々に「天体」が与える影響は神のつくりだすものを探求するものに他ならない。それを探求するのがトレミーの研究だと言っていい。
星占いというのは、そのような太陽の季節に、そのような月の雰囲気で、そのような天体の構成のもとに命を授かったという意味で、「他の人と異なる」という説明がなされるのだ。これが星座占いの核心だと言っていい。
星座占いでは「いいこと」があれば「悪いこと」もあるでしょう。トレミーは「季節の天使」という4人の天使がいるとしているが、一方で「モンスター」がいるとしている。つまり、天使とは逆方向のベクトルがあるから人生にはいいことも悪いこともある。
「テトラビブロス」の実際の記述は実に詳細であり、たとえば「災い」というのは「東と西の地平線」にどの星がどの角度で関わっているかで判断している。細かい星の名前が書かれている。「メンタルな病気」は「水星」がどの角度で地平線とかかわるかで判断している。精神を病んだ人は水星を見ながら過ごすということになるのでしょうか。月が明るいと星が見えづらくなるでしょう。だから「月」と「水星」の関わりと言うのも心の強さと関係があるようだ。実際はこのような研究が細部にわたって書かれている書籍なのです。
トレミーを拾い読みしていると、「予言」というのは「どの方角に」「いいことがあるのか」という研究だけど、その予言の核心をなすのは「太陽」と「月」であり、気候の予測などは結構科学的だったりしますね。ところが「男の運気」を木星で判断したりして、ある時点を超えたら神秘性を増してしまいます。
「男の運気」が木星で決まるということは、木星は女性の重大関心事だったことになります。
日食や月食の時は、誕生日が近い人に不吉なことをもたらす。
東に月が出星すれば夜更け過ぎに月が沈み、恋人たちに満天の星空をプレゼントしてくれる。空を30度ごとに区切ったら空が6分割できる。さらに地球の裏側も6分割できる。全部で12のハウスができる。
東からのぼってくる星は予測できるのでつまらない(バッドデーモン)。
西に沈んだものは追いかけたい(旅をしたい)。
季節外れの星座が朝、天頂に昇って消えたらその日は天気がよくいいことか起きる。
若い月齢は湿気を、老いた月齢は乾燥を意味する。
新月の夜に場のリーダーを決め、若い月齢をスターティングポイントとするものは長続きし、老いた月齢をスターティングポイントとするものは長続きしない。
惑星は、太陽系なので太陽の軌道を通る。
太陽をリードするのが木星と土星で男性的だ。太陽についていくのが金星と月で女性的だ。
火星は中性だとされる。
人間の生命活動が確定するのは陣痛の時だから、その日その時天がどのような意味を与えていたかを見る。昼間に生まれたのならば「水時計」と言って、逆の季節に生まれたと解釈することも当然考えられる。
モンテスキューは、血管が浮き出ている人は寒い季節に生まれ、浮き出ていない人は暑い季節に生まれたとしている。水時計の参考にしてもいいだろう。

「命の危険とテトラビブロス」
まず、太陽と月の距離を見て、満月なら最も遠い、新月なら最も近い。
そんな時にそんな時に、東の地平線から5度から25度にある星座の命の危険を表現する。
時間ごとにコロコロ変わるし、一晩でその瞬間の命の危険も変わる。
満月なら命は安全だし、新月なら命は危険だ。
昼間はどうなのだろうと思うだろうが、明るいのなら自分の心配は自分ですればいい。
闇の世界にこそ占いが必要なのだ。

「その日にどのような行動をとるべきか」
夜が明ける前に、太陽が出るポイントにどの惑星が近いかを見れば行動が決まる。
水星が近づいたら知的な職業を行っている人のパフォーマンスは非常にいい。
土星が近づいたらインスピレーションが良くなる。
木星が近づいたらいい証言者に出会える。
水星と金星が太陽に近づいたら芸術の世界にいい影響を与える。
このように、夜が明ける前の惑星を見てその日の行動が決まることもテトラビブロスに書いてある。

トレミーは「月と太陽」を気象に提供を与えるものと考えたが、今の時代は天気予報でも見ておけばいいだろう。

①天文学について
惑星の力
惑星の性別(女性の惑星・男性の惑星)
太陽の力

季節と四つの天使
天体の意味・位置と重要性
天体の配置をどう解釈するか
②天体と国家
犯罪
出来事の予測
③天体と個人
天体と、両親・兄弟・男と女の関係
寿命
④天体と幸運
結婚
子供
死について

コンパクトな本でした。

象徴的な天体:太陽・土星・金星・月・木星・水星・火星
慈善(木星・金星・月) 男性らしい(太陽・土星・木星・火星) 昼間(太陽・木星・土星)
有害な(土星・火星) 女性らしい(月・金星) 夜間(月・金星・火星)

象徴としてはこのように表現されます。
この配置の意味とか力、あとは12星座の研究があります。

牡羊座・かに座・てんびん座・やぎ座・おうし座・しし座・さそり座・みずがめ座・ふたご座・おとめ座・いて座・うお座

などの概念を考えたのはトレミーであり、テーベでは「神聖なるトレミー」と呼ばれて尊敬されたのです。

星座の分類
昼夜平分 牡羊座・てんびん座
夏至特有 かに座・やぎ座
固い    おうし座・しし座・さそり座・みずがめ座
二つの本質 ふたご座・おとめ座・いて座・うお座

男性的で昼間 牡羊座・てんびん座・しし座・みずがめ座・ふたご座・いて座
女性的で夜 おうし座・かに座・おとめ座・さそり座・やぎ座・うお座

命令と服従 (おうし座・うお座)(ふたご座・みずがめ座)(かに座・やぎ座)(しし座・いて座)(おとめ座・さそり座)

お互いを思いやる (ふたご座・しし座)(おうし座・おとめ座)(牡羊座・みずがめ座)(うお座・さそり座)(みずがめ座・いて座)

北西 カギを握る(牡羊座・しし座・いて座) 統治者:太陽・土星
南東 カギを握る(おうし座・おとめ座・やぎ座) 統治者:金星(昼)・月(夜)
北東 カギを握る(ふたご座・てんびん座・みずがめ座) 統治者:土星(昼)・水星(夜)
南西 カギを握る(かに座・さそり座・うお座) 統治者:火星 金星(昼)・月(夜)


太陽 陽(しし座) 陰(なし) 上昇(牡羊座) 下降(てんびん座)
 陽(なし) 陰(かに座) 上昇(おうし座) 下降(さそり座)
土星 陽(やぎ座) 陰(みずがめ座) 上昇(てんびん座) 下降(牡羊座)
木星 陽(いて座) 陰(うお座) 上昇(かに座) 下降(やぎ座)
火星 陽(さそり座) 陰(牡羊座) 上昇(やぎ座) 下降(かに座)
金星 陽(てんびん座) 陰(おうし座) 上昇(うお座) 下降(おとめ座)
水星 陽(おとめ座) 陰(ふたご座) 上昇(おとめ座) 下降(うお座)


余談ですが、占いに関して興味のある方は「血液型」にも関心があるのではないでしょうか。私は刑事訴訟法の鑑定の方の研究で血液型について調べたことがあります。検査用の「血清」を作って固まるかどうかで血液型は判断します。医学部に入学するとまず最初にやらされるそうです。「血液型鑑定~混ぜると固まる血は輸血できない」


2011年10月24日 (月)

洋書の探求

「競争優位」を参考に、作家として成功する方法を考えました。
第一に「コストをかける」という競争があります。
たくさん本を買う。本を読むためにどれだけ時間と体力を使うかの競争がある。
第二に「違い」という競争がある。
どれほど他人に差をつけたか。他者よりどれだけすぐれた能力をもっているかの競争がある。
第三に「技術」がある。
競争力のある技術をどれだけ持っているか。いろんな技術をもっていることが条件になる。
第四に「どの分野で競争するか」
第五に「自分の代わりがいることも織り込み済みで、どの程度代わりがいるのか」を考える。
そこでようやく「どういう作品をリリースするか」が明らかになる。
そのうえで「他の作家との技術や知識の交流・競争」が起きる。
市場が「不確実である」ことを踏まえて、弱者を攻撃し、強者から身を守る。

これが"Competitive Advantage"の全貌だ。
俺もこれを踏まえて600ページの英文を読んでみようと思っている。

Competitive AdvantageBookCompetitive Advantage

著者:Michael E. Porter
販売元:Free Pr
Amazon.co.jpで詳細を確認する

同様に、「ハリネズミの正義」ドウォーキンのダイジェスト。
①独立すること
モラルを探求する
外部から批判される
俺のモラルの理由を主張する
自分でよく考える
②解釈
モラルに責任をもつ
みんながやっている解釈の方法
解釈について
③倫理
尊厳を知ること
自由意思と責任
③道徳
尊厳が道徳へつながる
救い
害悪
義務
④政治が生まれる
政治にともなう権利
平等
自由
民主主義
法律

これが「ハリネズミの正義」の全貌だ。
アメリカの法哲学のすべてがここにある。

Justice for HedgehogsBookJustice for Hedgehogs

著者:Ronald Dworkin
販売元:Belknap Press of Harvard University Press
Amazon.co.jpで詳細を確認する

アンナ・カレーニナの場合。

アンナは浮気をした。
批判された。
よく考えずに男と逃げた。
それが私のモラルだ。
みんなの解釈とは食い違った。
カレーニンの尊厳。
アンナの自由意思。
道徳。
救い・害悪・義務。
愛に法律などなかった。
アンナの自殺。

アンナ・カレーニナ(上)
配信元:電子書店パピレス
提供:@niftyコンテンツ
アンナ・カレーニナ(中)
配信元:電子書店パピレス
提供:@niftyコンテンツ
アンナ・カレーニナ(下)
配信元:電子書店パピレス
提供:@niftyコンテンツ

「世界平和を願う人へ」
地球の裏側にいる人と「私」は「同じ価値をもつ人間」ですが「何の関わりもない」というのが現実です。「私」は関わりを持った人たちといろいろな交流をもちますが、地球の裏側にいる人がもし「間違った行い」をしたのなら指摘しなければなりません。それが「お互いの尊厳」を語り合うことなのです。世界平和を願うというよりも、「地球の裏側の人たち」とはそういう関わりをすべきだとされています。
断片的になりますが、ドウォーキンの本に書いてありました。

2011年10月21日 (金)

「疲労回復に一番いいのは?」

「疲労回復には何がいいのか」
・肉体的には
何もしないで座っている。
運動をしない。
手足を床に投げ出す。
・感情的には
一定期間、競争によるストレスから離れる。
ストレスとなる指導者のもとから解放される。
感情的に危険を冒さない。
・心理的には
その競技のことを考えない。
競争から自由になる。
一定期間テレビを見る。

以上の研究があるが、俺は、勉強の疲労回復に「ゲームは有効なのだろうか」と考えたことがある。勝敗に何ら責任を負わないゲームならば有効かもしれない。しかし、一番いいのは「録画したテレビ番組」のようだ。

「ノーペイン・ノーゲイン」はナンセンス
この言葉はあくまでも気持ちの問題を表現したものであり、通常は、
「痛みは、ストップしろというメッセージ」
「不快感は、注意しろという警告のメッセージ」
であるとされる。不快感を感じたまま物事を続けると「痛み」が発生する。精神的肉体的ストレスは人間を成長させるが、成長するのは回復期の時であるという視点が大切だ。


The New Toughness Training for Sports: Mental Emotional Physical Conditioning from 1 World's Premier Sports PsychologisBookThe New Toughness Training for Sports: Mental Emotional Physical Conditioning from 1 World's Premier Sports Psychologis

著者:James E. Loehr
販売元:Plume
Amazon.co.jpで詳細を確認する

2011年10月20日 (木)

NHK受信料をめぐる攻防

NHKは障害者に対しては、受信料の全額あるいは半額免除を行っている。俺はところが、NHKの人が家に来たので、「障害のあんない」というパンフレットを見せて半額免除を申し出たところ、「市役所の書面を出してくれないと応じられない」「とりあえず今日は契約させてくれ」と言われて、キャッシュカードを読み取られている。この時に行った契約では、のちにNHKは「将来債権まで引き落としていた」という事実が明らかになっている。結局、交渉した結果、「横須賀市の非課税の一人暮らし」と計算するよりも、「横浜市の親元から離れた別宅」と計算して、「親の受信料に若干の加算をする」という対応をとってもらうことにした。NHKがおカネの面でこれほど攻撃的だとは思わなかったよ。
この時、市役所に「住民票は居住関係等の公証行為であり、住民の権利義務等を新たに形成・変動させる法形成的行為ではないはずである」と言ったところ、窓口が偉い人に代わって、「横須賀市は判例とは異なる運用をとっているわけですね?」という点を認めさせている。
背景には「住民票を横浜に置きながら横須賀に住んでいる」という俺の事情があったのだ。

2011年10月17日 (月)

フォーリンアフェアーズ英語版~ダイジェストその10

「ハッカニはどのように勢力を増したのか」
アフガニスタンには、カイバル峠からのルートが知られているが、タリバンは南の方のクエッタをベースにアフガニスタンの出入り口を確保している。南に出入り口を確保しているから、アフガニスタンのカンダハルも掌握している。しかし、カブールの方の政治は極めて混沌としてしまったのだ。北部同盟のラバニ氏が暗殺されたことがきっかけだ。ラバニ氏を暗殺したのが、クエッタをベースにしたタリバンだとするならシナリオは簡単だ。調整役として影響力を強めようとしたラバニ氏をタリバンが消したことになる。しかし、パキスタンの情報部が「ハッカニネットワーク」を利用して消したという可能性が濃厚になったのだ。パキスタンがアフガニスタンの「調整役」を消したということはアメリカにとっても大きな裏切り行為であり、何らかの説明が求められる。さらに、パキスタンの情報部と密接なつながりがある「ハッカニ」とは何かという分析も当然必要になる。いわば「ファミリー」であるが、現在のアメリカの分析では、将来的にはファミリーの誰かがアフガニスタン統治の中央に出てくる可能性があるとされている。南部で強いタリバンに対して、カブールでパキスタンを背景に影響力を強めているファミリーであると位置づけられる。
フォーリンアフェアーズ「なぜワジリスタンでハッカニは影響力を強めたのか」

「ヨーロッパの極右の行方」
ヨーロッパではどの国でも「反イスラム」を標榜した政党があり、フランスではルペンが大統領の座すらうかがっているし、イタリアではムッソリーニの孫娘も政治活動をやっている。ノルウェーではブレイヴィクが「純粋な」ノルウェーを求めて大勢の人間を殺害した。デンマークでは中道右派政権が極右政党と手を組むまでに至っている。ヨーロッパでは、第二次世界大戦を終えて、平和と自由の名のもとに「他者を排除しない」というヨーロッパの空気を作ったが、同時に、1945年にローマに「ヨーロッパ社会運動」という名の極右活動が生まれていたのだ。それが現在、ヨーロッパで力をもつようになった。ヨーロッパの極右が用いる「反イスラム」のレトリックは「ヨーロッパの一番暗い時代」を理論の基盤にしているとも言われ、もっとリベラルで他者に寛大なヨーロッパの本質をもう一度見つめ直すべきだという意見が根強い。
フォーリンアフェアーズ「ヨーロッパの極右の将来」

「国連とパレスチナのサスペンスドラマ、今と昔」
第二次世界大戦でユダヤ人がどのような目に遭ったかは周知だろう。イスラエル建国と国連への加盟は1947年となっており、国連ができてからわずか二年後のことだった。1975年に、国連は「シオニズムはレイシズムに分類できるのではないか」という見解を出している。1988年にPLOのアラファト議長が「独立宣言」を出しているが、歴史的意義を語る人は今はいない。オスロ合意などでも独立が語られるたびに、イスラエルは「ユダヤ人入植」を推進してきたのであり、1967年の停戦ラインというのはあるものの、そのラインの向うの7割をイスラエルが実効支配してしまっている。この停戦ラインでの独立はもはやまとまらない話であり、また、東エルサレムという「妥協の余地のない地域」をパレスチナが保持していることも、解決を困難にしている。そんな中で、パレスチナは国連での「完全な資格」(フルメンバーシップ)を求めたのだ。国連にいったい何ができるのかという意味では、パレスチナも懐疑的であるとされるが、不当な侵略などの国際法違反にはそれなりに役割を果たしてきたとされていて、少しでも物事を前進させるために、パレスチナはフルメンバーシップを求めているのだろうと説明されている。
フォーリンアフェアーズ「パレスチナと国連のサスペンスドラマ」

「なぜイスラエルはパレスチナ独立に投票すべきか」
パレスチナが、国連での「メンバーではない国家」としての承認の投票を年次総会に求めている。アメリカは拒否権を使って総会にかけるのを拒否しようとしているが、総会では140もの国家が「二つの国家という解決法」に合意しているとされる。解決法の基本は2000年にクリントンが示し、2011年にオバマが発展させた「1967年の停戦ラインでいったん合意したのちに、適正な領土の交換を行う」というものが現在示されている。これは到底イスラエルには容認できるものではないのだ。東エルサレムをパレスチナがもっているため、「西の壁」などの要所をパレスチナが「領土の交換」でどんな条件でも突きつけることができることになる。国際社会で140か国もの国家が「二つの国家という解決法」を支持してしまうことはイスラエルとしてはどうしても避けたいとされる。アラブ革命で、エジプトやシリアが体制不安にさらされたために、イスラエルが「シナイ半島やイスラエルの北部」で何らかの軍事行動を起こすことが懸念されているとされ、国際社会が、イスラエルにも「国連総会での投票に応じるべきだ」としているのだ。
フォーリンアフェアーズ「なぜイスラエルはパレスチナの独立に投票すべきか」

「リヤドとテヘラン~二つのライバル」
サウジアラビアはスンニ派の庇護者を自認し、イランはシーア派を自認している。この二つの国家は仲間でもあり、ライバルでもある。ともに、同じぐらいの石油・天然ガスの埋蔵量を誇る。このオイルマネーを背景にした二つの国家が中東を面白くしているのだ。サウジアラビアはイランの三分の一しか人口がないため、イランよりも人々は豊かであり、また、イランは核問題でアメリカの制裁を受けている。サウジアラビアは「石油の増産をして石油の価格を下げる」という戦術をとったら、もはや石油の増産が不可能となっていたイランの経済を直撃している。しかし、イランも負けてはいなかった。サウジアラビアの兄弟国であるバーレーンで暴動が起きたら、バーレーンがスンニ派が支配層であるものの、国民はシーア派が多数派であることから、サウジアラビアとは16マイルしか離れていないこの地への影響力を増そうと工作したのだ。しかし、軍を送るまでには至らなかった。また、イラクにおいても、シーア派の影響力を増すことにイランは成功しており、経済では劣勢に立ちながらも、政治的にはイランが勝っているのではないかとされている。また、レバノンの地においては、現政権はサウジアラビアの支援を受けた勢力が政権を維持しているが、イランはヒズボラを強烈に支援し続けている。この二つのライバル国家にアメリカがどのように関与するかが中東政策となっている。アラブ革命においては、イランは「イスラム勢力の目覚め」を期待したが、サウジアラビアにとっては革命は迷惑以外の何物でもなかった。アメリカは、パーレビ国王の追放以来、イランとは対立関係にあるとされるが、方程式のようにサウジアラビアを支持しているわけではない。非常に複雑な外交戦術をとっている。イランが核兵器を保有したら、イランが軍事的には一歩リードするのは間違いない。しかし、サウジアラビアもすぐにパキスタンの支援を受けて核をもつだろうとされている。そのために、イランの核問題は核不拡散の見地からも重要な問題となっているのだ。
フォーリンアフェアーズ「イランとサウジアラビアのライバル関係」

「イランの海への進出」
イランでは、現在、軍が二つの系統に分かれている。共和国の軍と革命の流れを受けた軍である。つい最近まで軍の船舶を三隻しかもたなかったが、現在は11隻、二年後には20隻にまで増やす予定だ。イランは2025年までに海軍の影響力をペルシャ湾のみならず、紅海からマラッカまで拡張するとしており、最近はしばしばアメリカ第五艦隊に船舶を寄せたりして、挑発的行動をとっている。ペルシャ湾をアメリカ第五艦隊が守っているのは周知だろうが、イランもようやく海に目を向けるようになったのだ。イラン・イラク戦争では45万人の地上部隊がいたが、「海」では案外貧弱だったのがイランなのだ。しかし、アメリカも「イラン海軍は念頭に置かなければならないだろう」としているようだ。
フォーリンアフェアーズ「イラン海軍のペルシャ湾での脅威」





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2011年10月16日 (日)

海外のボクシング情報

「減量技術に関する最新情報」
"Dietary Reference Intakes"

俺はすでに減量を終えているため、優先順位は低いが、いずれ参考資料として取り寄せようと思っている。

ボクシングテキストが届いた
フットワークを見たが「進行方向にステップして引き付ける(Step and Drag)」は確実に抑えている。図書館の大橋会長の本よりはアカデミックだ。

「ディフェンシブアーティストにインスピレーションを得よう」と書いてあり、対象選手が
-Muhammad Ali
-Willie Pep
-Sugar Ray Leonard
-Joe Frazier
-Sugar Ray Robinson
-Pernell Whitaker
-Wilfredo Benitez
となっている。微妙にマニアックだ(笑)

ジャック・デンプシーの訓練というのがある。150センチぐらいの高さの檻で、低く構えてシャドウボクシングをやるそうだ。

技術のパクリは権利の侵害にはならない。誰かアメリカの情報を完全にパクってYouTubeに出してくんねえかな。

ノックアウトの研究というのがあり、揉みあいのインファイトからそういうシーンが生まれることは少なく、だいたい相手から60センチぐらい離れた距離が一番危険な距離だとされる。その局面で正しい拳を選択し正確に打ち込んだ時にノックアウトは生まれる。パンチの正確さを鍛えるのにミット打ちが有効であることはアメリカも同じようだ。あとは特殊な情報はあまりないようだ。

前後のリズムのとり方をゆっくりやったのがモハメド・アリで、左右のリズムのとり方を小刻みにやったのがジョー・フレージャーだとされている。
前の腕で打つフックを「リードフック」といい、後ろの腕で打つフックを「リアフック」と言うようだ。オーソドックスなら「左フック」が「リードフック」、「右フック」が「リアフック」となる。

ミット打ちでもサンドバッグ打ちでも、動物は「不規則」に対応できないため、同じコンビネーションを
「1234」
「1-234」
「12-34」
「123-4」
「1-2-34」
「1-23-4」
という具合にリズムを分けるだけでも一気に攻撃は高度化する。

そもそも「クロス」というのは「リアストレート」のことで、つまり「右ストレート」のことなのだ。テキストでは「右ストレート」のことを「クロス」と呼んでいる。

アメリカ人は「体の向き」を「ドアの開け閉め」にたとえている。
左フック・ジャブなどは「ドアを思い切り閉める」
右フック・右ストレートなどは「ドアを思い切り開ける」
と表現している。
(オーソドックスの場合)

走るというトレーニングそのものが知的なトレーニングだとされる。リラックス・柔軟性・耐久力・筋力を鍛える。加速・スピードに乗る・スピードの維持という過程を経るが、基本は「A地点からB地点までどれだけ速く移動するか」という訓練だ。速さを決めるのは実は「ストライドの長さ」なのだ。これを長くするための膨大な訓練法がある。「走る」というトレーニングがインテリジェントである理由だ。また、「加速」という運動も「押す」運動であることを知らないといけない。後方に押す力を鍛えるトレーニング法も研究されている。
基本は、「腿(もも)を高く上げる」という学校で教わることが基本なのだが、そのトレーニングに真正面から取り組む人がスプリンターだ。あと、スタートダッシュも「後ろ向きからのスタート」「片足を上げた状態からのスタート」などいろんな体勢からのスタートを練習してコツをつかむ。壁を押してみて「後ろに足をける力」がどのように作用するかを体感する。「ストライドを長くする」といっても、「足の回転」の結果としてストライドは伸びるものなのだ。

Boxing Mastery: Advanced Technique, Tactics, And Strategies From The Sweet ScienceBookBoxing Mastery: Advanced Technique, Tactics, And Strategies From The Sweet Science

著者:Mark Hatmaker,Doug Werner
販売元:Tracks Pub
Amazon.co.jpで詳細を確認する

2011年10月13日 (木)

体力強化~精神病院入院サバイバル

俺が買った本。「体力強化とコンディショニングの基礎理論」

アメリカの理論を導入しながら体を鍛えようと思う。いろいろ研究はあるけど、俺の経験では「若いのなら思い切り体に負荷をかける」というのが有効で、その後、運動とは無縁の生活になった俺の体にすら、いまだに「資産」として蓄積されている。トレーニングとは「負荷をかける」ことを本質とする。40歳になった今でもボクシングが語れるのは「あのパンチがいまだに打てるのなら」という部分がある。来週中には英語文献が手元に全部そろうと思うので、ブログも「トレーニングメイン」で行こうと思っている。たまに法律の話も書くけどね。

他にも「個別のトレーニング方法」「メンタルや感情面でのタフネス」という洋書を取り寄せた。ブログでいろいろ書こうと思っている。

スタート地点はこの状態。年齢40歳6か月。「俺のベストコンディション」 誰だ!顔がデカいなんて言ったのは。見えないジャブ。
http://www.youtube.com/watch?v=z1zLPOfDBjg

「個別のトレーニング方法」に関する俺が買った本

「メンタルや感情面でのタフネス」に関する俺が買った本

もはや、入院時に「暴力はやめてくれ」などという都合のいい要求は通らないのだ。

人間は体に負荷をかけて強くなる。しかし、オーバートレーニングは心に悪影響を与える。どうしても「回復期」と適正なトレーニング量を維持しなければ「心」「メンタルな強さ」は維持できない。
回復には「食べる」「飲む」「寝る」「昼寝」などがあるが、
「食べる」と「自信を増し」「前向きになる」
「飲む」と「心が落ち着き」「恐怖や怒りが減る」
「寝る」と「空想に浸れて」「喜びが増す」
「昼寝」をすると「気がまぎれて」「安全感や安心感が増す」
ここまで言語化した日本語文献があるだろうか。
アスリートは「少ない練習」にもストレスを感じるので、「適正な練習」を行いながら、このような「回復」という作業をする。「食べる」「飲む」「寝る」「昼寝」以外にもいろいろある。どのような効果があるのかを明確にしたのがジム・レーヤーの論客としての特徴だとされる。
レイ・ブンブン・マンシーニは、20分から30分の「録画したお笑い番組」を見て、笑ってから眠りについたそうだ。「そうしたらよく眠れる」と書いてあった。YouTubeで「松本人志のコレクション」をするのも案外大事かもしれん(笑)。
「心が不快である」状態は「電話のベルが鳴り続けた」状態だ。電話に出るまでその音はなり続ける。いったいどんなベルが鳴っているのかを知り、電話に出なければならない。「お腹がすいた」のなら「食べる」,「疲れた」のなら「眠る」他にも、いろんな対処法を知らないといけない。苦しいまま放置してはいけない。

アメリカの「強い軍人のつくり方」
①返事は「サー!イエッサー!」。規律のある歩き方。姿勢を正す。
②どんなに弱気になっても行動がすべて。行動に表わさなければ心は関係ない。
③教官はストレスを与えるための存在。
④寝る、食べる、飲む、休むのサイクルを規則正しく。早寝早起き。朝食は有無を言わさず食べる。
⑤厳しい訓練。有酸素運動。無酸素運動。筋力トレーニング。
(参考資料)

もちろん、アスリートは現実の心の状態とは別に「ふさわしい心の状態」をつくらなければならないという意味では役者でもある。怒っていたり、恐怖を感じていたり、落胆していてはいけない。あくまでも「自信に満ち、心が力に満ち、リラックスしていて、楽しんでいて、挑戦的である」というような心の状態を「演じなければ」ならない。この心の状態に近づけるためにも、「条件はある」というのがスポーツ心理学の研究だ。「殺人本能」のように無理難題をアスリートに要求するのは学問ではないのだ。

結局、アスリートに求められる「感情」は「柔軟であること」「反応がいいこと」「強いこと」「弾力性があること」の四つだとされる。「楽しい」「ファイティングスピリット」「ユーモア」などは柔軟性からくるし、反応が悪いと精彩を欠いたり、物事に屈したりする。強さは物事を乗り越える基本だし、弾力性は多少殴られても平然としている条件だ。こうした「タフネス」は「結局は体のタフネスだ」という議論をジム・レーヤーは展開している。心に無理難題を押し付けるものではなく、しっかりと体のコンディションを作れば、「タフな心」は作れるというのだ。

いや、天皇ってのは頭悪いね。俺が「ボクシングの映像をとるのに必要である」と考えてコンタクトレンズの処方箋をとりに朝早くに眼科に行ったら、全身の脱力感と、のどの渇きに襲われて、眼科は住民総動員で満員状態だった。ああいうアホは権力ってものを誤解しているね。住民全員がもはや俺の支持者で、天皇なんて死んでほしいと思っているんじゃないかな。そうでなければ、朝早くに駆り出されたりなんかしないよ。遠まわしに「皇居に来ないでくれ」「皇居に来るだけの体力はないはずだ」というイメージを俺に植え付けようとしているんだ。頭にあるのは保身だけですよ。国民の心は完全に天皇から離れています。
そんなわけで、もうしばらくこの愛用のメガネで頑張ります。今までは思ったことはなかったけど、「いい加減死なねえかな」と思っちゃいますね。

俺は「腕立て」「腹筋」「スクワット」という中学生のトレーニングを自宅で採用することにした。あとは学問あるのみ。タバコは「俺の資金力を消耗させる目的」が明確になったので吸わない。
天皇も必死だな。俺の脱力感を脱するにはタバコを吸うといいという方向に結び付けてまで俺の資金力を切り崩したいらしい。

体と心の関係
・慢性的な疲労→退屈→思考の混乱
・筋肉痛→落ち込む→集中力がなくなる
・ケガ→悲しみ→心が間違いを犯す
・慢性的な病気→モチベーションが下がる
・苦痛や痛み→怒り→慢性的に心が疲れる
・思うように食べられない→怒り狂う→非理性的な考え
・思うように眠れない→不安→問題解決力がなくなる
・体重が思うように落ちない→楽しくなくなる→マイナス思考

俺はこっちのブログは「英語情報」で満たそうと思っている。今後はアメリカのボクシングテキストも参照したりする。基本は「トレーニング技術」「コンディショニング技術」「メンタルの研究」「ボクシング技術論」などの英語情報を書こうと思う。

「紙に書いてみよう(A4の紙二枚程度)」
今までの自分の心への負荷は強すぎたか?弱すぎたか?
両親や兄弟・コーチ・学校はあなたのタフネスの形成にどう影響したか?
それらはあなたに優しすぎたか?厳しすぎたか?
過剰な負荷がいまだにかかっているのなら(親以外で)その原因は何か?
なぜ失敗が怖いのか? そんなに破滅的なことなのだろうか?
ゆっくり書いてください。掘り下げ、聞き、考え、話し、いったんそこから離れ、ふたたび戻ってきて、掘り下げる。
そうやってあなたの人生の旅をすることが、あなたのタフネスの検証に役に立つ。
人生のすべてのアリーナで「柔軟性」「反応の良さ」「強さ」「弾力性」は必要なのだ。

「アスリートも顔で判断」
顔の適性という項目がスポーツ医学の本にある。何らかの形で「その人の可能性」を顔が表現しているとされていて、アスリートとしての人生を左右するファクターであるとされる。

「涙を流したら千ドルやる」
もし、この問いが「玉ねぎをなしに」を条件とされたら人はどうするだろうか。悲しい出来事を思い出すのが最初だろう。ペットが死んだとき、おばあちゃんが死んだとき、いろいろある。別の人は「悲しい表情や態度を実践してみる」という方法をとるだろう。「感情を思い出す」にせよ「表情や態度で実践する」にせよ、そのような感情を身近に知っていなければならないし、「練習が必要」であるとされる。
「感情をイメージする力」
「態度で実践する力」
「感情を引き起こす練習をすること」
これは俳優にも求められることだが、「勝利者」としてふるまうアスリートにも求められるのだ。デビューして7戦だか8戦だかが世界王者の最低ラインの経験値とされているのもこのような「学習」が必要だからである。

「モチベーションが上がらない時」
・一時的にその競技を休む(ストレスが強すぎるのに対し回復が十分でない可能性がある)
・よく考えて練習や試合がより楽しいものであるとイメージする
・両親が原因なら話し合う
・短期的なゴールと長期的なゴールを設定してそれにひたすら向かう

「気分が沈む」
・ネガティブにならずポジティブな発想を心掛ける
・炭水化物を頻繁にとる(一時間半から二時間に一度など)
・時には自分に厳しくなるしかない
・エネルギッシュでポジティブな自分を周囲が見ていると思い込む

「弾力性を失った」
・失敗した後やがっかりした時に「自分は打たれ強い」「打たれ強さを増している」と言い聞かせる
・「強くなるためには試練が必要だ。今は完全に支配している」と言い聞かせる
・競技中の危機の後に、何事もなかったように外の風景に目を向ける
・物事がうまく行かないときには「戦い続けろ」と言い聞かせる

このように、英語媒体の拾い読みになってしまうが、「海外スポーツ本」という項目で適当に書くことにしようと思う。

The New Toughness Training for Sports: Mental Emotional Physical Conditioning from 1 World's Premier Sports PsychologisBookThe New Toughness Training for Sports: Mental Emotional Physical Conditioning from 1 World's Premier Sports Psychologis

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2011年10月12日 (水)

天皇への宣戦布告

教えてやるよ。俺の宿敵は天皇陛下なんだ。天皇のボンクラは10年前に俺に「精神病の烙印」を押して身柄の確保をしたのだ。そうすれば企業やいろんな政治勢力も俺の存在に中立を保つことができる。ところが、昨年、俺は独自の「法律構成」をやって「障害年金」を受け取ることに成功したのだ。もはや「親の資金によるコントロール力」は半減することになった。さらに、ブログや動画コンテンツが富を生み出し、「もはやこんなアパートに住ませることすら正当化できない」という状況に天皇を追い込んだのだ。なぜ、俺が「精神病」認定を外れないかというと、「天皇は世の中に一人だけ」であり、俺も「今の天皇が死ぬまで俺は会うつもりはない」と宣言しているからだ。俺は今の天皇制の「腐敗」を批判し、君主制概念からも「説明ができない」と批判している。天皇とは「官僚の補佐を受けて統治権を総攬する」ものなのだ。現代で言えば、天皇に必要なものはこれだけだ。
「政官要覧と携帯電話」今の天皇は、「10年前に学習した精神病認定」を解除できる唯一の首脳であるが、「生きているうちは皇居に入れたくない」という理由から、必死で「口座凍結」もやっている。分かるか?俺は「国家のために勉強する」か「体を鍛える」かして過ごすしかないんだ。天皇が無能だったら物事はこうなるという学習をしている。俺を障害者認定したはいいが、「年金を出してしまった」「所得を発生させてしまった」という完全に破たんシナリオを抱えながら生き恥をさらしているのが今の天皇だ。
俺は次期天皇なんだ。つまり「肉体も頭脳も」玉体と呼ばれることになる。体を鍛えることに誰も異論はないし、学問をすることにも異論はない。とにかく「天皇を半殺しにしてあの世に送ってやれ」という使命を負っている。統治機構を全く機能させなかった人間を半殺しにしているのだ。
「ブログや動画コンテンツからの説明できない富の発生」があったのだが、天皇は「口座の凍結」で応じてきているのだ。ブログは俺の学問の力量を示すものだが、膨大なエネルギーを使う。そこに天皇は「一円にもならない」という回答をよこしたのだ。今となっては「英語文献からスポーツを研究する」という選択肢もありだと思う。「法律」「哲学」「外交」なんでも研究したけどね。
天皇は「タバコで俺の年金を消耗させる」という作戦もとってきている。俺は一応タバコはやめる方向だが、「金銭を消耗させるのに最も有効である」と判断され、俺がタバコを吸う方向に誘導しているようだ。天皇を「国家の利益にはもはやならない人物」とした時点で俺の勝利は決まるのだ。
哲学も外交も、俺一人で背負いこむ性質のものではない。「だいたいこんな感じ」というのがつかめればいいのだ。だから、今後は英語文献でスポーツの研究をしようと思っている。法律はさすがにライフワークにしないといけないよ。
今後の方向性としては「体力トレーニングとコンディショニングの基礎理論」という洋書とメンタルトレーニングその他の英語文献を要約してブログにアップしたい。自分の実践も交えればいいのだ。目的は「俺が玉体であるため」なんだよ。
俺の「玉体の完成度の高さ」を頭脳ではなく肉体で説明するというのは楽しみだね。今までの頭脳労働が楽になり、運動の研究をやればいいのだ。いろんな動画も出せる。

Book政官要覧 平成23年秋号 (2011)

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2011年10月 2日 (日)

アンリ・ベルクソン

ベルクソンは彼が生きている間はカルト的信者を集めた思想家であるが、戦後に彼の名声は一度は失われている。しかし、メルロポンティやサルトルが彼に注目し、ドゥルーズが本格的に研究したことから復活を果たしている。彼は「多様性」というものを論じたのだが、これは画期的な視点だった。しかし、ベルクソンは「異なる種の多様性」と、「同一人物の一貫性」という、「大勢の人」と「個人」の二つを研究対象にした。これは一見矛盾するようであるが、個別の人ひとりをとっても、記憶の探求などを行い、決して一貫しておらず、個人にすらライフタイムという見地からは「多様性」が見られるという観点を指摘している。
彼はポーランド人の父と英国人の母のもとに生まれたユダヤ人で、学業は数学から入っている。パスカルの研究を行ったが、師匠に「キミは数学者と言うよりも哲学者だね」と言われている。これは有名な話だそうだ。のちに彼はフランスの市民権を得ている。英国の市民権を得ることも可能だったが、フランスで自由にスペンサーの研究などに没頭した。「近代心理学の価値とはなにか」という論文で二位の成績で大学を出ている。彼の最初の出版物は「催眠状態における無意識のシミュレーションについて」というものだった。彼は催眠術の研究を行ったのだ。その後、有名な「ヒステリーの研究」なども公表したが、基本的に「無意識の記憶」について研究したとされる。この「無意識の記憶」という著書ひとつとってみても、大学受験を指導するものにとっては重大関心事ではないだろうか。そのあと、彼は「出来事と記憶」について著書をだし、やがて「笑い」について研究するようになる。「喜劇の意味に関するエッセイ」などを出している。そのあとに「形而上学入門」を出した。フランスの哲学は自由にいろんなものを研究したものである。
彼が1907年に公表した「クリエイティブな進化」という概念は大いに論争の的になった。ラッセルはこの議論の失敗を予測したし、経験主義者・現実主義者・理想主義者などを含め、女性たちや当時の学生まで巻き込んで、彼のフランスでの講義は超満員となった。その聴衆の中には詩人であるT.S.エリオットもいたとされる。1913年に彼はアメリカにわたり、「霊魂と自由」という講義を行っている。ニューヨークタイムズが彼の特集を行い、ブロードウェイが交通渋滞を起こしたのは歴史上、この時が初めてだとされる。同じ年に、大統領に「生命と霊魂の研究のまぼろし」というスピーチを行った。彼はユダヤ人としては初めてフランスアカデミーの会員になったし、バチカンが彼の「クリエイティブな進化」という概念への攻撃を行った。
彼は政界にも進出した。第一次世界大戦の前に「平和を守れるのはアメリカしかいない」という判断のもとにウィルソン大統領を訪問し、国際連盟をつくるのに尽力した。1946年に現在の国連にとってかわられるまで国際連盟は続くことになる。その後、「心のエネルギー」という本を出したり、アインシュタインと対談したりした。アインシュタインとは「継続的であることと同時であること」というテーマについて論じたそうだ。
彼は極度の関節炎に悩まされるようになり、結果的にこれが彼の学者生命を終わらせることになる。1928年にノーベル文学賞を受賞し、最後に「道徳と宗教の二つの起源」という本を出して人々を驚かせた。彼の最後のエッセイは「創造的な心」というものだった。ナチスがフランスに侵攻し、ヴィシー政権ができた時に、ユダヤ人である彼の妻は彼が遺した論文などを燃やすように命じられたとされる。このことが、この時期にベルクソンが哲学シーンから消える理由となったとされる。
これがベルクソンの生涯のあらすじである。

「多様性」に関する議論は二つの潮流に分かれた。ベルクソン主義と現象学である。現象学においては多様性というものは常に「統一された意識」に対して比較されるのもであるのに対し、ベルクソン主義においては「意識のさしあたってのデータ」と比較されるという違いがあった。意識「の」というのと、意識「に対して」という視点がおそらくベルクソン主義と現象学の大きな違いだろうとされる。この論稿が収められている「時間と自由意志」という文献はサルトルがのちに「私を哲学の世界へいざなった本」と呼んでいる。

「アンリ・ベルクソン」スタンフォード哲学百科事典



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