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2011年5月16日 (月)

プラスティネーションは遺体である

日本で「人体の不思議展」というのが行われ、「プラスティネーション」という技術を使って人体の標本をつくって展示したところ、厚生労働省が、「これは遺体である」という見解を示し、死体の保存に都道府県知事の許可を得なければならないとする死体解剖保存法19条に抵触するとした。この「人体の不思議展」は「中国の死刑囚の遺体を使用している」などという噂もあり、厚生労働省が判断を下したのだ。
プラスティネーションによる人体の展示は、フランスでもパリ、リヨン、マルセイユで行われたが、フランスの人権団体である「死刑反対団体」や、中国の「連帯」などが中国の拘禁者や死刑囚の遺体の不正取引が背景にあるとして、開催の差し止めを求めていたのだ。プラスティネーションという技術は、グンター・フォン・ハーゲンスが開発したものだが、ハーゲンスも意見表明を行ったものの、フランスの民法で「遺体は尊厳をもって扱わなければならない」とされていたことから、この展示会の商業目的での使用の色合いが濃いとされ、医学的・教育目的であるという主張は通らなかったようだ。フランスでは、プラスティネーションは「保護者の同伴のない13歳未満」への展示は行うべきではないなどという意見も出されていた。
「人体の不思議展ホームページ」
ジュリスト2011年4月1日号「人体の尊厳は死後まで」藤野美都子


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