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2011年4月 4日 (月)

中国をめぐるレアアース

鉱物と言っても「美しさ」だけが尺度ではないのだ。おカネが絡む鉱物の代表例。
コークス・・鉄鋼の原料
ボーキサイト・・アルミニウムの原料
蛍石・・製鉄融材、レンズ材料
マグネシウム・・軽量化・添加剤
マンガン・・特殊鋼
シリコン・カバイド・・耐火材、研磨剤
金属シリコン・・半導体、太陽電池
黄リン・・半導体、食品添加物
亜鉛・・自動車用特殊鋼
セリウム・・HDD、液晶パネル等用研磨剤、排ガス浄化用触媒、二次電池
ネオジム・ジスプロシウム・・モーター用磁石、二次電池
タングステン・・超硬合金、フィラメント
アンチモン・・タイヤ等難燃剤
モリブデン・・特殊鋼、耐熱材
インジウム・・蛍光灯、透明電極、液晶パネル
1990年代には中国はレアアースの輸出を奨励していたのだ。しかし、中国国内の技術発展を背景にこれらの鉱物の使い道を見つけた中国は輸出に規制をかけるようになった。1998年から輸出許可・割当制を採用し、2006年には輸出税をかけるようになったのだ。
2008年以降、10%だった輸出税が25%にまで跳ね上がった。
2009年に総輸出量が5万トンとされ、このころから日中ハイレベル協議が展開された。
2010年に中国商務部が総輸出量を3万258トンに抑えることを通告してきたのは日本にとって衝撃であった。尖閣諸島問題で脚光を浴びたレアアース問題は、それ以前から日中間の懸案であり、中国は「許可証を出さない」「積み荷の全品検査の実施」などの事実上の嫌がらせをやってきたのであり、外交ルートを通じた規制をかけてきたわけではなかったのだ。日本はレアアースに関しては中国に過度に依存していることから、オーストラリアやベトナム、カザフスタンなどでの鉱山の開発に協力するなどしている。これらの投資の保護が今後の課題となる。アメリカは中国との間でGATTの条項に関する議論の応酬を展開している。
ジュリスト2011年3月15日号「中国による鉱物資源の輸出制限と日本の対応」川島富士雄

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