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2011年2月18日 (金)

ネット上の大統領・ミネルバ

韓国社会を騒がせた「ミネルバ」という男がいた。インターネット上に2008年ごろに登場し、リーマン破綻やウォン急落などを次々と的中させ、韓国社会はこの「ミネルバ」を「韓国の経済大統領」ともてはやした。韓国はネットの普及率も高く、影響力は大きい。韓国経済に陰りが見え始めた頃からミネルバの人気は絶大なものとなり、彼が新しく投稿すると10万ページビューを記録し、1000を超えるコメントが付いた。2009年に韓国の検察が動いた。ミネルバが「政府が主要金融機関と輸出入関連企業にドル買いを禁止する通達を出した」と発言したことから、これを「虚偽情報」と判断し、ミネルバの身元を割り出した。為替市場を混乱させ、政府の外貨準備高に大きな影響を与えたからだ。ミネルバの正体はパク・デソンという経済学を学んだこともない30歳の男だった。結局、ミネルバは無罪となった。「虚偽」という言葉があいまいだったり「公益」を害するという意味も明確ではなかったからだ。この無罪判決に言論界は喝采を浴びせた。しかし、韓国司法当局は、北朝鮮の延坪島砲撃の際にもデマが飛び交ったことから、ネット上のこのようなものを放置しておいていいのかと考えているところだ。
ジュリスト2011年2月15日号「ネットでの虚偽情報流布と表現の自由」臼井京

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