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2010年11月 5日 (金)

アンディが使った教育積み立て制度~ショーシャンクの空に

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アメリカには、教育資金の積み立てへのインセンティブを付与するタイプの租税優遇制度がある。代表例として「教育IRA」(内国歳入法530条)がある。これは、子供が18歳に達するまで年上限2000ドル(限度額は所得上昇とともに逓減)まで教育IRA(信託口座の一種)に拠出することができ、当該口座における「運用益」を非課税とするものである。課税後の所得を口座に拠出して、それを非課税で運用し、将来の教育費支払に必要な際に引き下して利用できる制度である。各年度の引き出し額がその年の適格教育支出の額まで非課税とされ、越えた部分は年金課税の方式に従い、受益者(子供)の総所得に引き出し額の一定割合を算入することになる。超過累進課税の下では、子供の税率が親など委託者(資金拠出者)よりも低いことが多いため、この部分でも一定の恩恵が存在している。なお、教育目的以外の目的外支出に利用された場合には、税額を10%上乗せするペナルティが存在する。教育を通じた人的資産の形成のためにさまざまな政策手法があるが、日本では現金主義的な手法がとられているのは周知だろう(高校授業料無償化・子ども手当てなど)。しかし、アメリカには租税優遇措置を利用したインセンティブ付与の政策がいろいろあるのだ。
おそらく、「ショーシャンクの空に」のアンディ・デュフレーンは、この仕組みを熟知していたものと思われる。彼を刑務所の劣悪な環境から救ったのも「国家の制度」の理解だった。
ジュリスト2010年10月15日号「租税支出と教育支援」神山弘行

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