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2010年6月10日 (木)

「悪い奴はたくさんいるじゃないか」~マルサの女

映画「マルサの女」で、おばちゃんが「他に悪いことをやっている奴はたくさんいるじゃないか!」といってわずかな脱税を摘発されたことを怒っていた。賄賂罪においては、保護法益は「公務員の職務の公正とこれに対する社会一般の信頼」とされている(信頼保護説)。「社会の信頼」を含めたのは、公正な職務でも「対価性のある金銭」をもらったら単純収賄罪にになることを説明するためだとされる。これに対して「職務の公正」のみを保護法益とする「純粋性説」が主張されている。「公務員が何かおかしなことをやっているらしい」という発想を保護法益に含めることは「概念の軽薄な広範性」があると信頼保護説を批判するのだ。
いずれにせよ、賄賂罪とは「職務行為と賄賂の対価関係」が成立要件の中核をなすが、私はかつて、ワイドショー番組の新聞記事で「対価性が必要(法曹関係者)」という記事を読んで自分の不勉強を痛感したことがある。
参考:法学教室1999年3月号「賄賂罪の基本問題」山口厚

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