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2010年5月19日 (水)

差別と豆男

精神分析家に共有されている面白い話がある。ある学生が引きこもりになってしまった。理由が「自分は豆になってしまった」というのだ。外に出たら「ハトやヒヨドリに食べられてしまう」というのだ。3時間の説得ののちに、あなたは豆ではない、という説得に成功したが、それでも外に出ようとしないので、理由を聞くと、「私が豆ではないことはわかりましたが、ハトやヒヨドリは私が豆ではないことを知っているでしょうか」というのだ。
これは「差別」に対する状況を端的に表現している。差別とは、人間の類型に向けられた嫌悪感や蔑視感に基づく行為を言う。あなたは素晴らしい人で、差別されるような人ではない、といくら納得させても、社会が何を考えるかはその人には探知することが出来ずに、社会や世間が彼を差別してはいない、ということを確信させるハードルは非常に高い。ましてや、国家が率先して差別をしていたりしたら絶望的な状況になる。これは教育現場でも同様に論じることが可能だと思う。
私が基盤にしているのは学問であり、祈ることではないということの一つの事例だ。
参考:ジュリスト2010年5月1・15日号「表現内容規制と平等条項」木村草太

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