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2010年4月 4日 (日)

「年功序列」~労働法からの説明

一時期、能力別賃金制という言葉がもてはやされたが、基本的に日本の労務管理は年功序列である。具体的にはどのようなものを意味するかというと、年功序列とは”実績”が消えないことである、と言うことが可能だ。
それは「降格」というものの意味に端的に表現される。降格には二種類の意味があるとされる。
職制上の地位が下がる降格(昇進の反対措置で降職・降任にあたる)
職能資格制度のもとで資格が下がる降格(昇格の反対措置)
一般事務や、主任、代理、課長などの職掌は「資格」であるから、これらが下がることはある。しかし、日本で一般的な楠田丘式の職能資格制度のもとでは「等級基準」(職種別等級別職能要件)を満たしながら昇格し、現在の等級に達しているという過去の事実(技能習得や職歴の貢献の累積)は消えない。そういう意味で資格が下がるというベクトルは想定されていないのだ。
これが日本の会社の「年功序列」の秘密である。
なお、「職位」の引き下げ措置は使用者の人事権によるものとされ、社会通念上著しく妥当性を欠き、権利の濫用に当たると認められない限り違法とはならないとされている。そして、権利濫用性の判断の考慮要素としては、使用者側における業務・組織上の必要性の有無・程度、降格の動機・目的、労働者の受ける不利益の性質・程度、昇進・降格の運用状況などが挙げられている。

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