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2010年4月 1日 (木)

「逆賊足利尊氏を称えるもの」~文藝春秋

斎藤実内閣の商工大臣である中島久万吉が、大正十年に雑誌「現代」にある寄稿をしたのだが、それは足利尊氏と夢想国師の交流を描いたものであり、南北朝時代をヨーロッパ・ルネッサンス期と比較するという面白いものだった。南北朝はただの乱世ではなく、五山文学や、茶道、能、連歌などが生まれたという点で文藝復興期に似ているとしたのだ。だが、足利尊氏に造詣の深い中島の十数年前の論稿が貴族院で槍玉に挙げられてしまった。木戸幸一は、かなりリベラルだと思っていた華族の仲間まで憤っているのに驚いたそうだ。戦後に中島は「今から思うとどうしてあんなことが問題になったのかという、いかにもバカらしい話だった」と振り返っている。世間の流れに超然とするのも必要な発想だということだろう。
文藝春秋2009年6月号「昭和天皇」福田和也

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