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2010年3月13日 (土)

反共労務管理

今から30年以上前のユーミンの作詞・作曲でバンバンが歌って大ヒットしたフォークソングに「『いちご白書』をもう一度」という曲がある。その歌の中で、無精ひげと髪を伸ばして学生集会に時々出かける「僕」が出てくる。「僕」は、就職が決まって髪を切ってきた時に、彼女に言い訳する。もう若くないね、と。そして、その2人の見ていた映画が、アメリカの学生運動をテーマにした「いちご白書」なのだ。学生が、ちょっと政治にかぶれて集会に出て「アジ」を聴いたりする、そんな時代があった。でも、卒業する時には、そんな過去と決別して企業の一戦士となっていった。そういう歌がこれだ。労働法学者にとっても感銘を受ける曲らしい。
今でこそピンと来ないだろうが、かつては会社で共産主義を信奉する社員がいるというのは致命的ととらえられていた。だから、想像もできないぐらいに「反共労務管理」というのが行われていた。でも、若気の至りで学生運動に参加してしまうこともある。会社としては「仕事ができればいいじゃないか」という発想もあるのだろうが。三菱樹脂事件で、学生運動歴を秘して就職して最高裁でも会社の「思想調査」が争われた事件があったが、差戻し審で和解して、その社員は会社に復職して、のちに子会社の社長にまでなっている。しかし、この三菱樹脂事件判決は、社員の思想調査を容認したことも意味するのだ。
法学教室2008年7月号「Live! Labor Law」大内伸哉

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